製品 | Galaxy S21 5G | Galaxy S20 5G |
型番 | SC-52B | SCG03 |
画面 | 6.8型QHD+ | 6.9型QHD+ |
大きさ | 165×76×8.9mm | 167×76×8.8mm |
重さ | 228g | 222g |
本体色 | ファントムブラックファントムシルバー | コスミック ブラック |
SoC | Snapdragon 888 | Snapdragon 865 |
RAM | 12GB | 12GB |
内蔵ストレージ | 256GB | 128GB |
外部ストレージ | ー | microSDXC(最大1TB) |
電池容量 | 5000mAh | 5000mAh |
Sペン | ○ | ー |
FeliCa | ○ | ー |
Galaxy S21 Ultra 5G SC-52Bにおいてベンチマークアプリ「Geekbench 5」のCPU(シングルコアで1128、マルチコアで3436)と「3DMark」のWild Life(5593)を測定した結果(それぞれ3回測定した中央値)。Qualcommによれば、Snapdragon 865からCPU・GPUともに20〜30%向上しているとのことハードウェアとしてはチップセット(SoC)やディスプレイ、カメラなどの部品の性能が強化された一方、画面サイズは0.1インチほど小さくなっています。また外観がイメージチェンジしており、個人的にはより洗練されたデザインになったのではないかと感じています。また大きな点として外部ストレージとしてmicroSDカードスロットが非搭載となりました。内蔵ストレージは256GBと比較的多めではありますし、クラウドストレージサービスが広く普及してきているので何とかなるとはいえ、抜き出しするだけでデータを移行できるmicroSDカードは便利だっただけに残念です。 初期設定終了直後のホーム画面(画像=左)。デフォルトのホームアプリは「docomo LIVE UX」で「Samsung One UI」に変更もできます。また内蔵ストレージの空き容量は約220GBとなっています(画像=右)ディスプレイはサイズが小さくなったものの、リフレッシュレートが60Hzまたは120HzだったGalaxy S20 Ultra 5G SCG03に対し、Galaxy S21 Ultra 5G SC-52Bでは10〜120Hzの可変となっており、電池持ちが良くなっています。また新たにコントラスト比300万:1や明るさ1500nitsとなっており、パッと見でGalaxy S20 5Gシリーズよりも発色やコントラスト比がさらに良くなっているように感じます。ディスプレイは強化ガラスは「Corning Gorilla Glass Victus」で覆われています。なお、Galaxy S21 5Gシリーズでは「Galaxy S21 5G」や「Galaxy S21+ 5G」ではフラットディスプレイとなりましたが、Galaxy S21 Ultra 5Gでは引き続いてディスプレイの左右端がラウンドしたエッジディスプレイとなっており、背面パネルはガラス素材を採用しています。 ディスプレイの動きの滑らかさはリフレッシュレートが可変となったので「標準」と「最適化」に(画像=左)。新機能として電話アプリの発着信画面において背景を変更可能になっています(画像=右)OSはGalaxy S21 Ultra 5G SC-52BはAndroid 11をプリインストールし、ユーザーインターフェース(UI)は「One UI 3.0」となっています。一方、Galaxy S20 Ultra 5G SCG03も発売時はAndroid 10でしたが、現在はソフトウェア更新でAndroid 11かつOne UI 3.0となっています。そのため、多くの機能は同等となっていますが、一部、Galaxy S20 5GシリーズのAndroid 11/One UI 3.0では提供されていない機能もあるようで、例えば、電話アプリにて発着信画面の背景を変えられるようになっていたり、Wi-FiテザリングにてWi-Fi 6(IEEE802.11ax)が利用できるようになったり、便利機能に「他のデバイスでアプリを続行」や「ビデオコールのエフェクト」が追加されています。 Wi-FiテザリングがWi-Fi 6に対応。もちろん、これまで通りに元回線をWi-Fi(無線LAN)にするWi-Fi共有も利用可能。指紋認証には新たに画面OFF時にも指紋をスキャンできる「常に指紋認証をON」が追加 便利機能一覧。Samsung DeXやAndroid Auto、サイドキー(電源キー2回押しでカメラ機能など)、片手モード、Game Launcher、デュアルメッセンジャーなどに加え、新たに他のデバイスでアプリを続行とビデオコールのエフェクトが追加またGalaxyスマホでははじめて「Galaxy Note」シリーズ以外でSペンに対応しました。SペンはBluetoothには対応していないため、機能としては「Galaxy Note20 Ultra 5G」や「Galaxy Note10+」シリーズよりも少ないですが、単純な描き心地としては同等で、これまでのGalaxy NoteシリーズなどのSペンが利用できます。 手書きノートアプリ「Galaxy Note」(海外では「Samsung Note」)でSペンでメモをしているところ。Galaxy MemoはPDFでの保存にも対応し、音声ファイルを挿入したりもできるようになっており、かなり便利に使えます。また画面OFF時のメモも可能 Galaxy S21 Ultra 5G SC-52BではSペンは本体に収納できないため、Sペンを抜いたらエアコマンド起動ということはできなっていますが、画面端にSペンを近づけるとエアコマンドが起動できるようになっています。またGalaxy S21 Ultra 5G用のSペン収納ができる専用ケースも販売されています Sペンの設定画面。Bluetoothに対応したいないため、カメラのシャッターとして使ったり、Bluetoothを用いた操作「エアアクション」はできません最後にカメラ機能についてですが、撮影記事については別途掲載したいと思っており、ここでは機能面のみの紹介としますけど、リアカメラの単純なスペック的にはGalaxy S20 Ultra 5G SCG03と比べてメインの1億800万画素CMOSや屈曲式レンズによるハイブリッド光学10倍ズームなどは同じなのですが、撮影した写真や動画はよりクリアで鮮明となっており、センサーやデジタル処理の向上が見えます。また機能面でも望遠ズーム時の高倍率になったときに横持ちの左上に全体を表示する窓枠はそのままですが、高倍率時に撮りたい被写体にロックする「フォーカスロック」機能が追加され、これがかなり高倍率ズームの使い勝手が向上させています。さらに新機能の「ディレクターズビュー」も撮影するときに広角か超広角か望遠かが同時に確認できて便利そうです。・1/1.13型の約1億800万画素CMOS(1画素0.8μm、PDAF)/広角レンズ(F1.8、画角83°、OIS)・1/2.5型の約1200万画素CMOS(1画素1.4μm、デュアルピクセルAF)/広角レンズ(F1.8、画角120°)・1/3.2型の約1000万画素CMOS(1画素1.22μm、デュアルピクセルAF)/望遠レンズ(F2.4、画角35°、OIS、3倍光学ズーム)・1/3.2型の約1000万画素CMOS(1画素1.22μm、デュアルピクセルAF)/望遠レンズ(F4.9、画角10°、OIS、屈曲、10倍光学ズーム)ハイブリッド光学3倍ズームやハイブリッド光学10倍ズームに加え、最大100倍スペースズームに対応。高倍率だと左上に窓枠が表示されますフォーカスロック時には左上の窓枠の縁が白色から黄色に変わりますディレクターズビューを利用しているところ。動画では望遠(ハイブリッド光学3倍ズームやハイブリッド光学10倍ズーム)でも4K/60fpsで撮影可能に細かな変更では「ライブフォーカス」モードではなく他社と同様に「ポートレート」モードに変更されてわかりやすく。また「プロ」モードでも超広角カメラが利用できるようになっていますhttps://youtu.be/QS96vsOd84g
【docomo Galaxy S21 Ultra 5G SC-52Bの主な仕様】本体 | サイズ※1[高さ×幅×厚さ/mm] | 約165×76×8.9mm |
UIM | nanoUIM |
質量[g](電池含む) | 約228g |
OS | Android 11 |
CPU | Snapdragon 888 |
2.8GHz+1.8GHzオクタコア |
内蔵メモリー(RAM)※2 | 約12GB |
内蔵ストレージ※2 | 約256GB |
外部ストレージ最大対応容量※3 | - |
ディスプレイ | ディスプレイ | 約6.8インチDynamic AMOLED(有機EL) |
ディスプレイ解像度[横×縦] | Quad HD+ |
1440×3200 |
HDR | ○ |
カメラ | 有効画素数/F値 | リア | 約1億800万画素/1.8約1200万画素/2.2約1000万画素/2.4約1000万画素/4.9 |
フロント | 約4000万画素/2.2 |
電池 | バッテリー容量※4 | 5000mAh |
通信・通話 | 通信速度[受信時/送信時の最大速度] | 5G 4.2Gbps/480Mbps4G(LTE)1.7Gbps/75Mbps |
VoLTE/VoLTE(HD+) | ○/○ |
テザリング同時接続数[Wi-Fi/USB/Bluetooth] | 10台/1台/3台 |
Bluetooth(対応バージョン) | ○(5.2) |
スグアプ/スグ電 | ○/○ |
WORLD WING[対応ネットワーク:4G(LTE)/3G/GSM] | ○/○/○ |
充電 | 接続端子 | USB Type-C |
ワイヤレス充電(Qi) | ○ |
その他 | 防水/防塵 | ○/○ |
ワンセグ/フルセグ | -/- |
おサイフケータイ[FeliCa] | ○ |
生体認証 | ○指紋、顔 |
ハイレゾ | ○ |
カラー | ファントムブラックファントムシルバー |
メーカー | サムスン電子 |
※1 メーカー基準によります。最厚部のサイズとは異なる場合があります。※2 メモリー容量は、すべての容量を使用することはできません。※3 使用する外部ストレージのメーカーにより、最大対応容量は異なり、機種・コンテンツによって制約があります。詳しくは各携帯電話メーカーのホームページなどでご確認ください。※4 規格上の基準値です。記事執筆:memn0ck■関連リンク・エスマックス(S-MAX)・エスマックス(S-MAX) smaxjp on Twitter・S-MAX - Facebookページ・Galaxy S21 Ultra 5G 関連記事一覧 - S-MAX・Galaxy S21 Ultra 5G SC-52B | スマートフォン(5G) | 製品 | NTTドコモTweet