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2021 Summer / Latest high -performance smartphone camera: UI / landscape edition!Xperia 1 III, AQUOS R6, Galaxy S21 Ultra 5G, Oppo Find X3 Pro, Mi 11 Ultra, iPhone 12 Pro Max [Review] - S -MAX

By mobilephones 08/11/2022 526 Views
6台もあればノートパソコン1台分の重さに!総額はなんと…!?いきなり余談だが、ハイスペックモデルは以前よりもさらに大型化しており重量もある。それを6台持ち歩いて撮影テストをするのはなかなかにハードワークだが、具体的にどれくらいの重量があるのか参考までに紹介しておこう。・Xperia 1 III…約188g・AQUOS R6…約207g・Galaxy S21 Ultra 5G…約228g・OPPO Find X3 Pro…約193g・Mi 11 Ultra…約234g・iPhone 12 Pro Max…約226gなんと、合計で約1276gと1kgを余裕で超えている。目安としては14インチまでくらいのノートパソコンに近い重量感だ。内蔵バッテリーの大容量化で重量が増しているというのもあるが、機種によっては搭載しているカメラ周りの重量感もあり、デザイン的にも出っ張りがあるのが3年前とは異なる。そして、先述したが価格もすべての機種で10万円を超えており、今回の6機種の総額はなんと75万円程度となる。重量はノートパソコン並みだが、価格は中古の軽自動車が買えてしまうほどの金額だ。まずは、各機種のカメラ仕様のおさらいと、標準カメラアプリについて簡単に解説していこう。Xperia 1 IIIのリアカメラ・約1220万画素CMOS(16mm相当、F2.2)超広角レンズ・約1220万画素CMOS(24mm相当、F1.7)広角レンズ・3D iToF センサー・約1220万画素CMOS(70mm相当、F2.3および105mm、F2.8)望遠レンズ最下部の望遠レンズは、レンズが動いて70mmと105mの2つの焦点距離での撮影が可能な「可変式望遠レンズ」となっている。他の2つのカメラと合わせて、4つの異なる焦点距離で撮影できる。カメラアプリ起動画面BASICモードの「MORE」を表示させた画面(画像=左)、モード切り替えでBASICモードの説明画面(画像=中央)、モード切り替えでM(マニュアル露出)の説明画面(画像=右)「MENU」画面(クリックで拡大)3年前に紹介した「Xperia XZ2 Premium SO-04K」と見比べていただきたいが、まったく異なるカメラアプリに変貌している。実は、今回の6機種の中でももっとも個性の強いユーザーインターフェース(UI)を採用しているカメラアプリがこのXperia 1 IIIなのだ。Xperiaシリーズにおいて今回のXperia 1 IIIから標準カメラアプリとソニー独自のカメラアプリ「Photography Pro(フォトグラフィ プロ)」が統合された。そのため、他のスマホのように「カメラ」アプリが存在せず、Photography Proアプリがカメラアプリとしてプリセットされている。ちなみにPhotography Proでも動画撮影は可能だが、それとは別に動画向けの「Cinema Pro(シネマ プロ)」アプリもプリインストールされている。Photography Proでは、BASIC(ベーシックモード)やAUTO(オートモード)、P(プログラムオート)、S(シャッタースピード優先)、M(マニュアル露出)およびMR(登録呼び出し)を切り替えることができる。一般的なスマホのように撮影するモードはBASICとなるため、今回のテスト撮影もすべてBASICで撮影した。AQUOS R6のリアカメラ・約2020万画素CMOS(19mm相当、F1.9)広角・超広角レンズ・ToFセンサー1周回って(?)シングルカメラに行き着いたAQUOS R6のカメラはスマホとしては最大となる大判の1インチセンサーを搭載し、Leica(ライカ)が画質を監修するほか、レンズもLeicaの「SUMMICRON(ズミクロンレンズ)」ブランドとなっているのが大きな特徴だ。シングルカメラでありながら最大6倍のウルトラレゾリューションズーム(35mm換算で152mm相当)の超解像ズーム超広角(35mm換算で19mm相当)での撮影も可能になっており、かつてのシングルカメラとは異なり複数カメラを1つのカメラに集約したような仕様になっている。なお、標準撮影は超広角を切り出した24mm相当(広角)だ。カメラ起動画面設定画面。左から「動画」「写真」「共通」撮影画面で中央下部のシャッターボタン上の「人マーク」をタップすると、等倍、ズーム、超広角の切り替えができる。シャッターボタン下のダイヤルは「タイムラプス」「マニュアルビデオ」「ビデオ」「写真」「マニュアル写真」「ナイト」「背景ぼかし」の合計7種類の撮影モードの切り替えができる。設定画面は独自デザインだが、「動画」「写真」「共通」の各項目にまとめられたページが横にスクロールするタイプで見やすくわかりやすい。Galaxy S21 Ultra 5Gのリアカメラ・1/1.13型の約1億800万画素CMOS(1画素0.8μm、PDAF)/広角レンズ(24mm相当、F1.8、画角83°、OIS)・1/2.5型の約1200万画素CMOS(1画素1.4μm、デュアルピクセルAF)/超広角レンズ(13mm相当、F1.8、画角120°)・1/3.2型の約1000万画素CMOS(1画素1.22μm、デュアルピクセルAF)/望遠レンズ(72mm相当、F2.4、画角35°、OIS、3倍光学ズーム)・1/3.2型の約1000万画素CMOS(1画素1.22μm、デュアルピクセルAF)/望遠レンズ(240mm相当、F4.9、画角10°、OIS、屈曲、10倍光学ズーム)1億800万画素カメラ搭載、最大100倍ハイブリッドズーム対応、8K動画の撮影も可能とインパクトが大きすぎるスペックを備えている。高倍率時に撮りたい被写体にロックする「フォーカスロック」機能や広角か超広角か望遠かが同時に確認できる「ディレクターズビュー」機能など、多彩な機能に対応しているのも魅力だ。昨今、Xiaomi(シャオミ)やOPPO(オッポ)といった中国メーカーが台頭してきているが、そんな中でもApple(アップル)を上回り世界シェア1位を獲得しているサムスン電子のフラッグシップモデルはさすがといわざるを得ないスペックとクオリティーを備えている。カメラ起動画面。「写真」モード(画像=左)、「その他」の画面(画像=右)カメラ設定画面(クリックで拡大)シャッターボタン上のダイヤルは「シングルテイク」「写真」「動画」「その他」の切り替えが可能。「その他」には「AR手描き」「プロ」「パノラマ」「食事」「ナイト」「ポートレート」「ポートレート動画」「プロ動画」「スーパースローモーション」「スローモーション」「ハイパーラプス」「ディレクターズビュー」の撮影モードの他に「BIXBY VISION」「ARゾーン」の起動もできる。OPPO Find X3 Proのリアカメラ。グロスブラックは鏡面仕様で本体背面の映り込みが激しいため専用カバーを装着・1/1.56型の約5000万画素CMOS(PDAF)/広角レンズ(24mm相当、F1.8、OIS)・1/1.56型の約5000万画素CMOS(PDAF)/超広角レンズ(15mm相当、F2.2、画角110.3°)・約1300万画素CMOS/望遠レンズ(48mm相当、F2.4)・約300万画素CMOS/顕微鏡レンズ(F3.0)メインとなる広角カメラおよび本来であればサブになる超広角カメラともに同等のスペックを備え、どちらもメインカメラとして利用できる。さらに望遠および顕微鏡カメラを搭載し、超広角、広角、望遠、超接写と死角がないカメラ構成を実現している。ちなみ、顕微鏡レンズは机や床などにカメラをくっ付けた状態で撮影するため、従来の接写とは別物と考えたほうがいいだろう。その他、本機はディスプレイだけでなくカメラ撮影でも10bitカラーに対応しており、世界初の入力(カメラ撮影)から出力(ディスプレイ表示)まで10bitカラーに対応した製品だとしている。カメラ起動画面。「写真」モード(画像=左)、「その他」の画面(画像=右)設定画面(クリックで拡大)カメラ起動時画面のシャッターボタン上のダイヤルは「夜景」「動画」「写真」「ポートレート」「その他」となっており、「その他」には「アウト/イン同時動画撮影」「スローモーション」「タイムラプス」「映画」「エキスパート」「パノラマ」「テキストスキャナー」「顕微鏡」「ステッカー」の各モードを切り替えることができる。今回のテスト撮影では基本的に「写真」モードで撮影したが、他の機種に比べてAIの精度が高いように感じた。Mi 11 Ultraのリアカメラ・約5000万画素CMOS「Samsung GN2」(1/1.12型、1画素1.4μm)/広角レンズ(24mm相当、F1.95、OIS、8P)・約4800万画素CMOS「Sony IMX586」(1/2.0型、1画素0.8μm、PDAF)/超広角レンズ(13mm相当、F2.2、画角128°、6P)・約4800万画素CMOS「Sony IMX586」(1/2.0型、1画素0.8μm)/望遠レンズ(120mm相当、F4.1、光学5倍ズーム、ハイブリッド10倍ズーム、デジタル120倍ズーム、OIS)カメラの仕様もさることながら、カメラレンズ右横に搭載する1.1インチの有機ELディスプレイが目を引く。このディスプレイは、リアカメラでセルフィー(自分撮り)をする際にプレビューすることができる。また、今回のラインナップで唯一、日本未発売の海外モデルだが、Xiaomi(シャオミ)のフラッグシップシリーズ「Mi 11(ミー イレブン)」の最上位モデルかつ、なぜかXiaomiからお借りすることができたので試してみた。なお、詳しい仕様などは別途レビュー記事を掲載しているのでそちらを参考にしてほしい。カメラ起動画面。「写真」モード(画像=左)、「もっと見る」の画面(画像=右)設定画面(クリックで拡大)ビデオモードでの設定画面(クリックで拡大)Mi 11 Ultra自体はグローバルモデルだが、AndroidをベースにカスタマイズされたXiaomi独自のユーザーインターフェース(UI)「MIUI(ミーユーアイ)」のバージョン12を採用しているため、日本国内で販売されているXiaomi製スマホと操作性は大きく変わらない。撮影画面のシャッターボタン上のダイヤルは「プロ」「動画」「写真」「ポートレート」「もっと見る」が並び、「もっと見る」内には「夜景」「50M」「ショートビデオ」「パノラマ」「ドキュメント」「Vlog」「スローモーション」「タイムラプス」「ムービー効果」「長時間露光」「スーパームーン」「マルチカメラ」「クローン」および「編集」アイコンが並び、各モードの切り替えができる。ここまで見比べるとわかるが、Xperia 1 IIIやAQUOS R6以外の海外メーカーは似たようなUIとなっており、現状でのカメラアプリにおけるグローバルスタンダードな形がこれらだと言えるだろう。iPhone 12 Pro Maxのリアカメラ・約1200万画素CMOS/広角レンズ(26mm、F1.6、7P、OIS、100%フォーカスピクセル)・約1200万画素CMOS/超広角レンズ(13mm相当、F2.4、5P、画角120°)・約1200万画素CMOS/望遠レンズ(65mm相当、F2.0、6P、OIS、フォーカスピクセル)画素数だけを見てしまうと他の機種に比べて圧倒的に見劣りしてしまうiPhoneだが、実はほとんどのAndroidスマホは何も意識せず通常モードで撮影した場合は、1200万画素程度での撮影となるため、今回の比較においてもその点においてはほぼ差がないといえる。カメラ起動画面シャッターボタン上のモード切り替えは「タイムラプス」「スロー」「ビデオ」「写真」「ポートレート」「パノラマ」となっており、3年前とほぼ変わっていない。ここからは、実際に撮影した写真を紹介していこう。今回は、日中の横浜で撮影した高層ビル(横浜ランドマークタワー)や周辺の風景の写真を紹介する。横浜ランドマークタワーの写真は、「超広角」「等倍」「最大ズーム」の3枚を横に並べ1枚の画像にした。なお、すべての画像はクリック(タップ)で拡大表示する。しっかりと光源があり、ロケーションも良いので正直どの機種もとても綺麗に撮影できている。極端な優劣がないため、写真の仕上がりだけで判断するとすれば、色合いなどの好みと超広角やズームの倍率が異なる点が材料となるだろう。なお、色味の参考として各機種で青空を撮影した写真を1枚にまとめてみた。最後に各機種の超広角とズーム倍率をまとめた表を紹介する。ほとんどの機種の最大ズームは「写真」(通常モード)となり、撮影モードによってズーム可能な倍率が異なったり、そもそもズームができない場合もある。その他のモードとして、夜景・ナイトモードとポートレートモードについてもチェックしてみたので参考にしてほしい。
機種名超広角およびズーム倍率
Xperia 1 III写真…x0.7、x1.0~x12.5
動画…x0.7、x1.0~x12.5
AQUOS R6写真…0.7X、1X~6.0X
ナイトモード…0.7X、1X~6.0X
動画…0.7X、1X~6.0X
Galaxy S21Ultra 5G写真…0.6X、1X~100.0X
ナイトモード…0.6X、1X~10.0X
ポートレートモード…3段階調整(1X~3.0X程度:倍率表示なし)
動画…0.6X、1X~20.0X
OPPOFind X3 Pro写真…0.6X、1X~20X
夜景モード…0.6X、1X~20X
ポートレートモード…1X~2X
動画…0.6X、1X~20X
Mi 11 Ultra写真…0.5X、1X~120X
夜景モード…0.5X、1X~10.0X
ポートレートモード…1段階(超広角およびズーム調整不可)
動画…0.5X、1X~15X
iPhone 12Pro Max写真…0.5x、1x~12x
ポートレートモード…1x、2.5xのいずれかのみ
動画…0.5x、1x~7x
注:x○○、○○X、○○xや10、10.0などの表記は各機種カメラアプリ内の表示に合わせたもの次回は花と食べ物の写真を紹介する。記事執筆:2106bpm(つとむびーぴーえむ)■関連リンク・エスマックス(S-MAX)・エスマックス(S-MAX) smaxjp on Twitter・S-MAX - Facebookページ・2021年夏カメラ比較 関連記事一覧 - S-MAX・2018年夏カメラ比較 関連記事一覧 - S-MAX・Xperia 1 III 関連記事一覧 - S-MAX・AQUOS R6 関連記事一覧 - S-MAX・Galaxy S21 Ultra 関連記事一覧 - S-MAX・OPPO Find X3 Pro 関連記事一覧 - S-MAX・Mi 11 Ultra 関連記事一覧 - S-MAX・iPhone 12 Pro Max 関連記事一覧 - S-MAXTweet

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