先日Xiaomi(シャオミ)のハイエンドモデル『Xiaomi 11T Pro』に、国内ではじめて最新のファームウェア『MIUI 12.5 Enhanced』が配信されました。
ハイエンドモデルのアップデートを優先するのはある意味当然の流れ。通常であれば次の順番は『Xiaomi 11T』か『Mi 11 Lite 5G』あたり。しかしまさかの大番狂わせが起こりました!
Xiaomi 11T Proに続いて『MIUI 12.5 Enhanced』が提供されたのは、最廉価モデルとなる『Redmi 9T』。MIUI 12.5標準版を飛ばし、MIUI 12からMIUI 12.5 Enhancedへ一段飛ばしのアップデート。
アップデート内容は下記の通り(Redmi 9Tから抜粋)。
流れるようなパフォーマンス。パワーアップしたバッテリー持ち。
新しいアルゴリズムは、特定のシーンに基づいてシステムリソースを動的に割り当て、すべてのモデルでスムーズな操作性を実現します。
超微細なメモリ管理メカニズムにより、RAMの使用をより効率的にします。
新しい高感度なストレージメカニズムにより、時間が経過してもシステムの効率性と応答性が保たれます。
コアシステムの改善により、フラッグシップハードウェアのスペックを最大限に活かすことが出来ます。
Android11ベースのMIUI安定版
Androidのセキュリティパッチを2021年10月にアップデートしました。システムのセキュリティを強化しました。
ご覧の通り様々な最適化が行われており、長期間使用しても動作が重くならないような配慮がなされています。そして今回のアップデートでは注目の『メモリ増設』機能も追加。追加容量は『1GB』。『設定』→『追加設定』→『メモリ増設』から確認出来ます。
メモリ増設機能はストレージの一部をメモリとして仮想的に使用する機能なので、ストレージの読み書き速度は速い方が理想的。Redmi 9Tにはストレージ容量64GBと128GBの2モデルが存在し、128GBは64GBが採用しているUFS2.1よりやや高速なUFS2.2に準拠。同機能を重視するなら128GBモデルがお勧めです。
Xiaomiより
アップデートを終えて操作してみたところ、上位モデルほど快適になったとは勿論言えませんが、アップデート前と比較して明らかに軽快な動き。1万円台のスマートフォンにしては十分すぎると言えるでしょう。
メインの電池持ちも強化され、スタミナスマホとしては更に盤石な状態となったRedmi 9T。スマートフォンの利用頻度が少なめな人や、電池の劣化を気にせずとことん使えるサブ機を探している人にはかなりお勧めですよ!
記事に書かれている内容
Xiaomi Redmi 9Tの主な仕様
Xiaomi Redmi 9Tの仕様 | |
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Soc | Snapdragon 662 |
容量 | 4GB/64GB(LPDDR4X + UFS 2.1)4GB/128GB(LPDDR4X + UFS 2.2) |
電池 | 6,000mAh |
充電 | 最大18W 逆充電:最大2.5W |
重量 | 約198g |
画面 | 6.53インチ(フルHD+、液晶) |
素材 | ディスプレイ:ゴリラガラス3ボディ:プラスチック |
カメラ | |
センサー | |
ハイレゾ | 対応 |
スピーカー | ステレオ(デュアル) |
対応バンド |
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