Googleは6月9日(現地時間)、Android 12 ベータ2の配信を開始しました。Pixelのほか、Android 12のベータプログラムに参加するシャープやOPPO、Xiaomiなど10メーカーの端末でも利用可能です。Android 12のベータ1は、5月のGoogle I/Oに合わせて配信されましたが、デザインの一部が変わったものの、ユーザーが把握できる範囲での新機能は多くはありませんでした。しかし今回のベータ2では、Google I/Oで発表されていた一部機能が追加。とくにプライバシー関連の機能に重点が置かれているようです。
その一つがプライバシーダッシュボードです。これは位置情報やマイク、カメラを過去24時間以内に利用していたアプリを把握できるほか、そのほかの権限管理についても、利用可能なアプリを一元管理できる機能です。
これまでの管理と比べると、今使っているアプリだけではなく、過去にさかのぼって使っていたアプリも把握できる点が大きな違いになります。
また、プライバシーという観点では、アプリがマイクとカメラを使用している場合、ステータスバーにそれを知らせるアイコンが表示されるようになりました。合わせて画面上部から引き出すクイック設定にも、マイクとカメラを無効できるトグルスイッチが追加されています。
このほか、コピー元のアプリとは別のアプリがクリップボードにコピーした情報を利用している場合、画面下部にその旨を通知するようになります。もう一つ、使い勝手の上で大きな変更としては、クイック設定のネットワークアイコンをタップすると、画面が遷移することなくWiFiやモバイル通信などの切替ができるポップアップが表示されます。
アプリによっては、WiFi設定を切り替えて、元のアプリに戻って......といった操作を行うものもあるので、この変更は地味ながら便利かもしれません。
Android 12のベータ版は、7月にベータ3が配信され、8月には安定版となる予定。その後、おそらくは8月末~9月初めには正式リリースとなる予定です。
Source: Android Developers Blog
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