コストパフォーマンスの高さとシステムソフトレベルでの高速性への追求などで、ヘビーユーザーから支持を受けるAndroidスマートフォンを販売する中国OnePlusが、新型ハイエンドモデル「OnePlus 10 Pro」を海外発表しました。
OnePlus X(Xはモデルナンバー)として、ハイエンドスマートフォンを投入してきたOnePlusの新型は、事前のウワサ以上にカメラ画質を重視したモデルとなっています。
また、ウワサで焦点だったモデル構成は、以前に予測されていたとおり今回は「Pro」の1モデルのみが発表された形に。従来の同社は、高級シリーズの発表の際Proモデルと無印という2モデル構成を基本としていましたが、今回は「OnePlus 10」といった機種は存在していません。
OnePlusのハイエンドスマートフォンといえば前モデル「OnePlus 9 Pro」では、スウェーデンの名門カメラブランド、ハッセルブラッドとの共同開発によるカメラが売りの一つでした。
今回のOnePlus 10 Proでは、これが「第2世代ハッセルブラッドカメラ(Second-generation Hasselblad Camera for Mobile)」に進化しています。具体的なカメラ機能をチェックしてみましょう。本体背面には4800万画素メイン+5000万画素の150度ウルトラワイド+800万画素の望遠ズームカメラを搭載。前面には3200万画素のパンチホールカメラを搭載しています。
背面の3カメラでは全てのレンズにて、12ビットのRAW画像の撮影が可能。さらに動画ではフル10ビットカラーでの録画が可能です。これにより、撮影時の色表現が豊かになり、DCI-P3色域のカバー率が25%向上したとのこと。撮影機能では、コンピュテーショナル・フォトグラフィ・モデルを利用した「RAW+モード」により、ダイナミックレンジの向上とノイズ低減を実現。ムービーモードではISOレベルやシャッタースピード、ホワイトバランスがマニュアル制御できます。さらに、LOGフォーマットでの撮影も可能になり、プロ向けのポストプロダクション(編集作業)で活用できます。
さらにハッセルブラッド関係者やプロ写真家によって調整された、3種類のフィルター「セレニティ」「ラディアンス」「エメラルド」が利用可能。中判カメラのような味わい深い撮影が楽しめるとしています。
画面には最大120Hzの可変リフレシュレートを実現した6.7インチ有機ELディスプレイを採用。プロセッサは最新の「Snapdragon 8 Gen 1」を搭載し、最大12GBのLPDDR5 RAMや最大256GBのUFS 3.1ストレージを搭載するなど、まさにAndroidスマホでもトップクラスとなるスペックを実現。
バッテリー容量は5000mAhで、親会社となるOPPOの80Wでの高速充電技術「SuperVOOC」を採用。さらにワイヤレス充電も50Wと極めて高速で、他デバイスを無線充電する「リバースワイヤレス充電」にも対応しています。OnePlus 10 Proの本体カラーはボルカニック・ブラックとエメラルド・フォレストの2色で、価格は4599元(約8万3000円)から。1月13日から中国向けに発売され、2022年後半にはグローバル展開を予定しています。
近年、ますます横並びになりつつあるスマートフォンのスペック。そうした中で高級機種ではカメラの画質にますます注目が集まる気配もあります。OnePlus 10 Proでは、進化したハッセルブラッドカメラが、どれだけ消費者の注目を集められるのかに注目したいところです。Source: OnePlus
Via: 9to5Google
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