これこそ今後のスタンダード!
どんどん大画面になってきているスマートフォン。ベゼルを薄くしてできるだけ全画面で広く使えるスクリーンをとのアプローチが主流ですけど、そうなるとどうしても気になるのは、フロントカメラの位置でしょう。ノッチでへこんだエリアにレンズを搭載したり、あるいはパンチホール方式を採用したりと、さまざまな工夫はあるものの、そこだけスクリーンが欠けてしまったり、穴が開いてしまうことだけは避けられません…。
いま最も熱いのは、ディスプレイの下にカメラを埋め込んでしまうUDC(Under Display Camera)のテクノロジーではないでしょうか。すでにZTEは1年前に「Axon 20」でUDCを採用し、全画面スマホをリリースしたと発表。6.92インチのAMOLEDディスプレイには、フロントカメラを搭載するためのノッチやパンチホールで欠けている部分が一切ありませんでした。ただし、ディスプレイ部に遮られる形でレンズが埋め込まれているとだけあって、このフロントカメラで撮るセルフィー写真は、ほかのスマホよりも画質が劣るような?
Photo: Sam Rutherford - Gizmodo USまだ昨年の時点だと、UDCのスマホは目新しい印象ばかりが話題となりましたけど、さらに技術は洗練されています。ZTEが新たに発売した「Axon 30」での進化を体感してみましたよ。背面のクアッドカメラもゴツいAxon 30ではありますが、やはりなんといっても最大の特徴は、もはやどこに埋め込まれているのかもわからないUDCの新フロントカメラでしょう。12メガピクセルの美しいセルフィー写真の撮影が可能になりました。
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