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iPhoneの位置情報、共有しないように設定する方法

沿って mobilephones 08/12/2022 478 ビュー

「探す」アプリでは、位置情報の共有相手が自分の現在位置をこのように正確に見ることができます

「ファミリー共有」の位置情報をオフにする

すべての人に自分の現在位置を知られるのがマズいというわけではない、同じ家族でも子どもはOKだけれど妻には……、あるいは夫には……という場合には、個別に共有の許可/不許可を切り替えることもできます。

「設定」→「プライバシー」→「位置情報サービス」→「位置情報を共有」の順に画面を開き、共有を停止したい人物をタップしましょう。連絡先が表示されるので、画面の一番下にある「位置情報の共有を停止」をタップすれば作業は完了です。

「設定」→「自分の名前(Apple ID)」→「ファミリー共有」→「位置情報の共有」の順に画面を開いても、同様に位置情報をオフにできます。

なお、共有を停止した相手は自分の現在位置を調べることができなくなるため、遅かれ早かれ「異変」に気付きます。怪しまれないよう、共有を停止した理由をしっかり説明できるようにしておくことをお勧めします。

iPhoneの位置情報、共有しないように設定する方法

アプリごとに位置情報の共有可否を設定する

iPhoneの位置情報は、アプリに対しても提供されます。アプリは入手した位置情報に基づき、付近のレストランを画面に表示するといった提案をタイムリーに行うことができます。マップアプリのルート案内機能、カメラアプリの位置情報を写真に埋め込む(ジオタグ)機能などにも利用されます。

しかし、アプリに監視されているようで気味が悪い、個人情報の扱いが心配だといった場合には、アプリの位置情報の利用を個別に制限することもできます。「設定」→「プライバシー」→「位置情報サービス」の順に画面を開き、対象とするアプリをタップして、現れた画面で「なし」をチェックしましょう。これで、そのアプリは位置情報を入手できなくなります。

心配なのは常時監視されることであって、自分の意思でアプリを起動したのならば問題ない、という場合には「このAppの使用中のみ許可」をチェックしましょう。

【関連記事】位置情報は「使用中のみ許可」にすべき? 「常に許可」のほうがいい?

その他、位置情報の共有に関わる設定

位置情報に関する設定が心配なとき、オン/オフどちらにすればいいかわからない場合には、以下の関連記事を参照してください。

【関連記事】自分の位置情報が悪用されたらイヤ、という場合のiOS 14での対策

【関連記事】過去に訪れた場所や時間が一目瞭然!

【関連記事】iPhoneは待ち合わせに便利、ってどういうこと?

海上忍

うなかみしのぶ

IT/AVコラムニスト。UNIX系OSやスマートフォンに関する連載・著作多数。テクニカルな記事を手がける一方、エントリ層向けの柔らかいコラムも好み執筆する。マイナビニュースでは、「いまさら聞けないiPhoneのなぜ」のほか、前世紀から続く「(新)OS Xハッキング!」などを連載中。執筆以外では、オーディオ特化型Raspberry Pi向けLinuxディストリビューションの開発に情熱を注いでいる。2012年よりAV機器アワード「VGP」審査員。

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