AppleがリリースしているiPhone以外は、その殆どが海外で先行発売されています。Xiaomiのスマートフォンに関しても、最初に中国モデルがリリースされ、その後グローバルモデルが投入されるというのが通常です。
同社の最新モデルとなるのが、QualcommのSnapdragon 888をはじめて搭載したスマートフォン『Mi 11』。いつもであればグローバルモデルの登場を待つのですが、今回は実験的に中国モデルを購入してみました。早速前モデルとなるMi 10と『Antutu』『Geekbench5』『3DMARK』『AndroBench』のベンチマークスコアを実測比較。
その結果、確かな性能アップを実証してくれました。ただしROMがSnapdragon 888にまだ最適化されていないようで、発熱が高めだったりと気になるポイントも。今後のアップデートでどこまで改善されるのか、引き続き検証していきたいと思います。
ただし、このまま中国ROMを使い続けるつもりはありません。Xiaomiのスマートフォンは、ブートローダーアンロックという作業を行う事でROMの書き換えが可能。ロックが解除されるまでには少し時間がかかる(ロック解除作業から168時間)ので、グローバルROMが公開される前に早めの作業開始。今回は作業がてら、ブートローダーをアンロックする手順を紹介していきたいと思います。
記事に書かれている内容
Xiaomi Mi 11中国モデルのブートローダーをアンロックする方法
Mi Accountを作成、認証する際にはSMSコードの受信が必要になります。Wi-Fi環境では手続きが進められないので、まずはSIMカードスロットにSIMをセット。Mi 10で大不評だったシングルSIMはデュアルSIMに改善されているのでご安心ください。表と裏に装着可能です。
『Settings』の中にある『SIM cards & mobile networks』から使用するSIMカードを選択。『Access Point Names』からAPNを追加します(APNの細かい設定方法については今回割愛)。OCN モバイル ONE(docomo回線)、UQモバイル(au回線)で通信可能でした。
コチラのリンクにアクセスし『Download Unlock』を選択。Google Chromeでデータがダウンロードされない場合はMicrosoft edgeに切り替えるとうまくいきます。
今回はひとまずXiaomi Mi 11(中国モデル)のブートローダーアンロック方法についてお伝えしました。グローバルROMが公開されたら、今度は『ROM焼き』の方法について記事にしたいと思います。お楽しみに!
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