親の介護──この言葉を聞いて身震いした人も多いのではないでしょうか。仕事や子育てに追われて自分の時間すらろくに作れないのに、年老いた親の世話まで抱え込んだらどうなってしまうのか。経済面でも住宅ローンや子どもの学費を捻出するのが精いっぱいで、介護費用までは払えない……考えれば考えるほど気が重くなりますが、それは介護の実態を知らないせいでネガティブな面だけが肥大しているのかもしれません。現役介護福祉士が見た「介護の始まり」このように「親の介護」に対する不安に苛まれている人、特に介護未経験者にぜひ読んでいただきたいのが、『図解とイラストでよくわかる 離れて暮らす親に介護が必要になったときに読む本』というムックです。本書では、最初に取るべき行動から介護サービスの種類、さらには介護者のライフスタイルへのアドバイスまで、至れり尽くせりの内容がイラストや図解でわかりやすく紹介されています。親御さんと離れて暮らす人のなかには、ある日突然親が倒れて生活が一変するかもしれないと気が気でない日々を送っている人もいると思いますが、正確な情報があれば恐れるに足りません。さっそくその一部を見ていきましょう。
親の介護が必要になるのはこんなとき。3つのパターンを把握
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