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【独自】3ヶ月で壊れる格安スマホ「AQUOS sense5G」不具合をシャープが認めて謝罪、再起動ループやWi-Fi利用不能は製造上の問題が原因で修理以外の解決策は無し

沿って mobilephones 04/07/2022 915 ビュー
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お手ごろ価格で5Gを楽しめるはずのスマホが、購入3ヶ月で強制的にスマホライフを終了させるシロモノだったことから大炎上した人気格安スマホ「AQUOS sense5G」の不具合をシャープが認めました。詳細は以下から。◆不具合で大炎上した「AQUOS sense5G」、リコールを求める声もまず振り返っておきたいのが2021年9月から順次Buzzap!でお届けしている「AQUOS sense5G」の不具合問題。約5.8インチフルHD+(2280×1080)IGZO液晶ディスプレイにSnapdragon 690、4570mAhバッテリー搭載の使いやすく手ごろな防水防塵耐衝撃スマホとあって、高い人気を誇っていました。しかし蓋を開けてみると、購入3ヶ月前後で「再起動が無限ループする」「Wi-Fiがつながらない」「フリーズする」などの不具合が報告されています。たった2週間で不具合に遭遇したユーザーまでいる始末。金銭的な負担に加えて、何度もスマホをセットアップする手間を考えるとあまりにも悲惨です。おまけに「修理から返ってきても同じ症状に悩まされた」「故障と認めてもらえなかった」「データが消えた」「修理代金4万円弱」などの報告も。ついにはリコールを求める声まで上がっていました。◆今なお不具合に悩まされるAQUOS sense5GユーザーたちBuzzap!では昨年9月から3度にわたり問題を記事化(123)。12月にはドコモが半額以下で投げ売りを開始したことで、被害の拡大を懸念する記事をお届けしました。実際昨年12月の記事掲載後も不具合を報告する声は止まらず、直近3日間でも以下のような声が上がっています。シャープに対し、正式に対応することを求める声もあります。二度とシャープ製品は買わない」と厳しい意見も。スマホは日常生活に欠かせないアイテムだけに、怒りの声はもっともかもしれません。Buzzap!のコメント欄に直近1週間で寄せられたユーザーの声はこんな感じ。「修理に出しても改善しない」「親が不具合で困っている」など、頭を抱えたくなる内容が相次いでいます。<1>母に贈ったスマホ(sense5G)で同じ症状が出た。再起動ループ、無線LANに繋がらない。<2>私も動作不具合が発生して、修理(基板交換)してもらいましたが、症状が全くよくなっておらず、再度シャープさんに修理依頼しましたが、不具合が確認できなかった(でも、また基板交換しました)って、戻ってきました。で、結局同じ不具合が発生して<3>Wi-Fiに繋がらない症状で修理出して「修理から戻ってきました」の連絡あったのでショップ行ったら何も直っていなかったというオチが。店員さんに同情されたよ。<4>1通信不具合→2熱異常→3フリーズ→4電源勝手に遮断→5通常電源on立ち上がらない→6強制立ち上げ→4の電源勝手に切断にループ→andoroid recovery 本体初期化◆AQUOS sense5Gの不具合について、シャープに問い合わせてみたそこでBuzzap!編集部ではシャープの広報にAQUOS sense5Gの不具合について以下のような問い合わせを実施。同社は初期生産分の一部で製造上の不具合が発生したこと、問題が発生したユーザーには修理対応を行っている旨を回答した上で謝罪しました。Buzzap!編集部:2021年の夏ごろから「再起動ループに陥る」「Wi-Fiがつながらなくなる」などの報告が多数のユーザーから上がっていますが、御社は把握されておりますでしょうか。シャープ:ご指摘のような事象は認識しております。初期生産分の一部で発生した製造上の不具合であり、現在は対策済みです。「再起動ループに陥る」「Wi-Fiがつながらなくなる」などの事象が出たお客様につきましては、販売元と連携し修理対応をさせていただいております。 ご迷惑とご不便をおかけしたことお詫びいたします。Buzzap!編集部:原因が分かっているのであれば、お教え下さい。シャープ:初期生産分の一部で製造上の不具合が発生いたしました。現在は対策済みです。Buzzap!編集部:アップデートなどで改善される予定はあるのでしょうか。シャープ:不具合の原因を踏まえ、ソフトウエアのアップデートではなく修理対応をしております。Buzzap!編集部:ありがとうございました。不具合が実際に起きていたこと、それは製造上の問題に起因することなどがシャープの回答で分かったAQUOS sense5G。しかし「不具合はハードウェアに起因するもので、ソフトウェアアップデートでは改善できない」「自分が使っているのが該当するロットなのかは故障しないと分からない」「修理しても改善しなかったケースも複数」など、不安を抱かざるを得ない点も多く、根本的な解決には至っていません。◆本体設計に問題か、4Gより部品・バッテリー増加も基板の面積変わらずなお、AQUOS sense5Gで不具合が頻発する理由を解明するヒントとなりそうなのが、シャープ公式サイトに掲載された開発者インタビュー記事。「AQUOS sense4」「AQUOS sense5G」は前モデルと本体サイズをほぼ変えることなく、バッテリー容量を増やしています。「絶対無理」と言われた基板サイズの縮小にこぎつけた2機種。とりわけsense4をベースに開発されたsense5Gは放熱設計で苦戦していたことが分かります。「約5割増えた部品を4Gモデルとほぼ同じ面積の基板に実装する」という難題に挑んだsense5G。あくまで推測ですが、部品の実装で無理をした結果、排熱が追いつかなくなり、不具合が頻発した可能性があります。ちなみにスマホが発熱でまともに動かなくなるのは編集部員が使っていた「AQUOS zero2」でも起きるケース。ゲーミング向けのスマホなのにゲームを起動するとすぐ本体が異常に熱くなって動作はガクガク&瞬く間にバッテリー残量が消えて使い物にならないことが多々あり、特に昨年夏以降は『スマホ型カイロ』と化していました。本体が発熱しないよう充電時にも気を配り、余計なアプリも入れず、他のタスクや「ハイレスポンスモード」なども切り、輝度も最低に下げるなど出来る限りの努力をしても改善されず、購入1年で使用を諦めたほどです。

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