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【2021年】ワイヤレスヘッドホンおすすめ12選|高音質なものや人気メーカーをご紹介

沿って mobilephones 31/08/2022 618 ビュー

こちらは、メディアジーン コマースチームからの記事です。

音楽やゲーム、映画をワイヤレスで楽しむことができるワイヤレスヘッドホン。断線の心配がなく、家の中から通勤・通学まで幅広いシーンで使えるため、とても便利なアイテムです。

今回は、家電コーディネート会社「インテコ」の代表の戸井田さんにご協力いただき、ワイヤレスヘッドホンの選び方を解説していきます。

「テレビやゲームに使うなら遅延が少ないコーデックがおすすめ」「通勤・通学で使うならノイズキャンセリング機能搭載が安心」など、戸井田さんにお聞きした選び方のポイントを参考に、コマースチームがおすすめのワイヤレスヘッドホンを目的別に紹介します。ぜひ購入の参考にしてみてください。

なお、以下の表示価格は変更の可能性もありますので、詳細は販売ページをご確認ください。

■監修者

戸井田満樹さん家電コーディネート会社「インテコ」の代表。『逃げるは恥だが役に立つ』(TBSテレビ)などの家電コーディネートを行ったことで知られる、日本初の家電コーディネーター戸井田園子を母に持ち幼少から最新家電に触れて育ってきた。現在は、NIKKEI STYLEを中心に大手媒体で生活家電(主に調理家電)の情報発信活動を行っている。


■ 目次

ワイヤレスヘッドホンの選び方

‐対応コーデック

‐連続再生時間‐

音質

‐サイズ

‐装着感

‐+αの機能

人気メーカー

ワイヤレスヘッドホンおすすめ12選

‐コスパが良いワイヤレスヘッドホン

‐高音質なワイヤレスヘッドホン

‐+αの機能が搭載されたワイヤレスヘッドホン

まとめ

ワイヤレスヘッドホンの選び方

ワイヤレスヘッドホンを選ぶ上で、特に「対応コーデック」「音質」「サイズ」の3点が重要です。

対応コーデックワイヤレスヘッドホンに音声データーを送るには、データーの容量を圧縮して軽くする技術が必要となります。その圧縮のための変換方式を「コーデック」と呼びます。そしてこのコーデックには、いくつかの種類があり、代表例として以下3つが挙げられます。

種類コーデック名特徴
Bluetooth機器が標準で使用SBC(Subband Codec)Bluetooth機器は必ず対応している。
Apple製品(iPhoneなど)で使用AAC(Advanced Audio Coding)SBCよりも高音質。
Andoroid製品(スマートフォンなど)で使用aptX(略語ではなく「エーピーティーエックス」と読みます)SBCよりも高音質。

コーデックは音質や遅延に直接関わるため、事前にチェックする必要があります。より快適に使用したい場合は、送信側と受信側のコーデックを揃えておくことをおすすめします。ぜひ、ワイヤレスヘッドホンと共に使う予定の機器のコーデックを確認してみてください。

なお、上記以外にも、音の遅延が少ない「aptX LL」やハイレゾ相当の高音質再生が可能な「aptX HD」などがあります。たとえば、映像やゲームなどを目的に購入する場合は、「対応コーデック」を優先して遅延が少ない製品を選びましょう(例:「aptX LL」や「aptX HD」)。

また、耳にあてるドライバーユニットの「口径」が大きな製品であれば、低音から高音まで鮮明に聴きとれる製品が多いので、高音質を求める場合はおすすめです。

さらに屋外使用や、持ち運びが多い場合には小型のヘッドホン、屋内のみで映画鑑賞やゲームを音質重視で楽しみたい場合には大型のヘッドホンを選ぶことをおすすめします。

連続再生時間

ワイヤレスヘッドホンの連続再生時間は、製品やアイテムによって異なります。特に外出先で利用する頻度が高い方は、数十時間の連続使用が可能なバッテリーを備えた製品がおすすめです。また、充電機能がついた収納ケースや、急速充電対応などもあるため、使用シーンに合った物を選ぶとよいでしょう。

ちなみに、ワイヤレスヘッドホンの中には、有線でも使用できるように接続端子が搭載されているものもあります。接続端子が搭載されているものであれば、充電が切れた時でも使用可能です。

音質

ワイヤレスヘッドホンの音質を左右するのが、ドライバーユニットです。基本的にサイズをあらわす「口径」が大きくなればなるほど高音質になります。主なドライバーユニットの種類として挙げられるのは、以下の3つです。

ダイナミック型

主に、耳栓型(カナル)のイヤホンに使用されているタイプです。小型のドライバーユニットのため、補聴器などの医療機器にも使用されています。

(BA)バランスドアマチュア型

こちらの特徴は、再生周波数帯域が広く、音の再現力が高いことです。低・中・高音の音をバランス良く発生させることができます。

ハイレゾ

音源をデジタル化することで、CDよりもさらに高品質で臨場感のある音を楽しむことができます。ハイレゾ音源を楽しみたい方は、ハイレゾ対応のヘッドホンがおすすめです。

サイズ

バッテリーを内蔵するワイヤレスヘッドホンは、本体が大きくなる傾向があります。インターネットで購入する場合は、本体写真だけでなく着用写真も確認し、大きさのイメージを確認しておくと安心です。

また、屋外用、持ち運びメインであれば、本体の小ささやコンパクトさをチェックしましょう。折りたたみ可能なタイプも販売されています。

一方、屋内専用や音楽以外にゲームに使うなど音質を重視したい場合は、大型タイプがおすすめです。

装着感

厚みのある低反発ウレタンフォーム採用の「エルゴノミック立体縫製イヤーパッド」のように頭の凹凸にフィットするタイプなど、より快適な装着感を実現している製品もあります。長時間の利用を想定している場合は、各メーカーが開発している装着感向上のためのアイテムをチェックしておきましょう。

+αの機能

ノイズキャンセリング機能

ヘッドホン内部のマイクで雑音を集め、雑音と真逆の音を発生させることで、雑音を打ち消す機能です。通学・通勤時の公共交通機関内や店舗内など、周囲の雑音や騒音が気になる場所でも音楽を楽しむことができます。ただし、自転車走行中の使用は大変危険なため、ヘッドホンの着用は絶対にやめてください。

なかには、ノイズキャンセリングのレベルを調節できる製品や、専用アプリを使って簡単に機能をON・OFFできる製品もあります。「外音取り込み機能」に対応した製品であれば、一時的に外の音を取り込むことができるため、とても便利です。

マイク、リモコンの有無

マイクが搭載されているモデルは、ハンズフリー通話やボイスチャットなどにも対応しています。さらに外出先で電話がかかってきた場合、ヘッドホンをわざわざ外すことなく通話に応答できるのもメリットです。

また、ワイヤレスヘッドホンのリモコンは、基本的に本体のイヤーカップに搭載されています。デバイスを取り出すことなく、音楽の再生・停止などができる便利さが魅力です。

有線接続対応

ワイヤレスヘッドホンは、充電が切れてしまうと使えなくなる点がデメリットです。しかし、なかには有線でも使用できるよう接続端子が搭載されている製品もあります。充電が切れたときはもちろん、ゲームや映画の視聴などで遅延を減らしたいときにも、有線接続はおすすめです。また、有線接続の使用時のみ、ハイレゾ音質で再生できるモデルもあります。

人気メーカー

・beats

2006年設立のBeats。2014年7月よりApple社の子会社として、ハイセンスなデザインのヘッドホンを多数ラインナップしています。高音・重低音のメリハリあるサウンドが特徴です。

【2021年】ワイヤレスヘッドホンおすすめ12選|高音質なものや人気メーカーをご紹介

・Audio-technica

昭和30年代にレコードプレーヤーのカートリッジ(針)を製造する会社として誕生しました。その後、マイクやケーブル、ヘッドホンなど幅広い音響機器の製造を開始し、現在に至ります。プロ御用達の高価格帯モデルから手頃な価格のモデルまで、幅広いラインナップがあるのが特徴です。

・SENNHEISER

1945年、ドイツに設立された音響機器メーカーです。世界に先駆けて「オーディオ機器としてのヘッドホン」を確立した歴史的経緯を持ち、開放型ヘッドホンのラインナップが充実しています。理念である「パーフェクト・サウンド」を日々追究しています。

・スカルキャンディ

スカルのロゴマークでお馴染みのスカルキャンディのヘッドホン。2003年にアメリカで誕生したスカルキャンディのコンセプトは、ミュージックからスポーツカルチャーまで融合を果たしたオリジナリティ。若い世代からの人気も高く、有名人や有名ブランドとのコラボ商品も多数販売されています。

・SONY

原音に近いリアルなサウンドに定評があるソニー。日本を代表するAV機器メーカーです。新しい技術開発にも注力しています。ノイズキャンセリング技術やハイレゾ級の高音質を実現するワイヤレスヘッドホンなど、独自の技術を搭載した製品を多数展開しています。日本製の安心感とデザイン性の高さが特徴です。

ワイヤレスヘッドホンおすすめ12選

コストパフォーマンスに優れたワイヤレスヘッドホン

●audio-technica ATH-WS330BT(オンイヤー)

<おすすめポイント>

・連続再生時間70時間

・持ち運びしやすい軽量&コンパクトなオンイヤータイプ

167gの軽量&薄型ボディを採用したワイヤレスヘッドホンです。持ち運びのしやすさをキープしつつも、迫力を損なわず、キレのある重低音再生が長時間楽しめます。本体のマルチファンクションボタンで、電源のON/OFF、音楽の再生/一時停止、曲送り/曲戻し、電話応答、音量調整などが行えるため、使い勝手も◎です。

連続使用可能時間最大70時間
フル充電までの時間約4時間
対応コーデックAAC
サイズ
重さ167g

●Anker Soundcore Life Q10(オンイヤー)

<おすすめポイント>

・ハイレゾ対応(AUXケーブル接続時)

・5分間の充電で最大5時間連続再生可能(USB-Cケーブル使用)

有名メーカーながらコスパ抜群のワイヤレスヘッドホン。Bluetooth接続で最大60時間の音楽再生が可能です。音質も注目ポイントのひとつで、Anker独自技術のBassUpテクノロジーがアルゴリズムによってリアルタイム分析を行い、即時に低音を増幅させてくれるため、快適な聴き心地を実現します。さらにヘッドホンのBASSボタンでオン・オフ切替がスムーズにできます。

連続使用可能時間60時間
フル充電までの時間2時間
対応コーデックAAC / SBC
サイズ
重さ約290g

●SONY WH-CH510(オンイヤー)

<おすすめポイント>

・コンパクト軽量かつリーズナブルな価格

・持ち運びに便利なスイーベル機構

・音質劣化が少ないAACに対応

132gのコンパクト軽量ながら連続35時間再生と、同価格帯の中ではかなりの連続再生時間を誇ります。ハウジング部をフラットにしまえるため、旅行や出先で使いたい方にもおすすめです。

連続使用可能時間35時間
フル充電までの時間約4.5時間
対応コーデックSBC, AAC
サイズ
重さ約132g

●JBL JBL TUNE 500BT(オンイヤー)

<おすすめポイント>

・ワイヤレスヘッドホンの入門モデル

・同価格帯のSONYより安価

シンプルで使い勝手のよいデザインと、32mm径ドライバーで豊かな低音と透明感のあるサウンドを実現します。急速充電機能にも対応しているため、約15分の充電で、最大約1時間の音楽再生が可能です。

連続使用可能時間16時間
フル充電までの時間約2時間
対応コーデック
サイズ
重さ155g

高音質なワイヤレスヘッドホン

●SONY WH-H910N(ワイヤレス)

<おすすめポイント>

・DSEE HX搭載でハイレゾ対応

・ノイズキャンセリング搭載

・クイック充電対応(10分充電で2.5時間の再生が可能)

薄型小口径ながら広音域再生、高感度を実現した25mm高精細ドライバーを採用。いつもの音楽をより高音質に楽しめます。持ち運びに便利な折りたたみ式です。Google アシスタント とAmazon Alexaが搭載されているのも大きな特徴といえます。

連続使用可能時間最大35時間(NC ON時)、最大45時間(NC OFF時)
フル充電までの時間約5時間
対応コーデックLDAC, AAC, SBC
サイズ
重さ約251g

●Beats Studio3 Wireless(オンイヤー)

<おすすめポイント>

・Fast Fuel(急速充電)搭載

・AppleW1チップ搭載

・高い通気性と人工工学に基づく独自の回転機能を特徴としたオーバーイヤークッション

Fast Fuel機能搭載で、バッテリー残量が少なくなっても5分の充電で約2時間再生できます。多機能なイヤーカップの「b」ボタンで、通話、曲の切り替え、音量変更、ボイスアシスタントの起動が可能です。Class 1のBluetooth経由で高音質を実現します。

連続使用可能時間22時間(NC ON) 40時間(NC OFF)
フル充電までの時間
対応コーデック
サイズ高さ:18.4cm
重さ260g

+αの機能が搭載されたワイヤレスヘッドホン

●BOSE QuietComfort 35 wireless headphones II(オーバーイヤー)

<おすすめポイント>

・圧倒的ノイズキャンセリング機能を備えたワイヤレスヘッドホン

・Amazon Alexa搭載

BOSEらしい力強い重低音サウンドとクリアな高音が特徴。衝撃に強い素材と、腐食に強いステンレススチールを採用した高い耐久性も魅力です。高性能マイク搭載で、屋外の通話もクリアで快適。

連続使用可能時間20時間
フル充電までの時間2.5時間
対応コーデックSBCおよびAAC
サイズ(幅)170×(高さ)180×(奥行)81mm
重さ230g

●SONY WH-CH710N(オーバーイヤー)

<おすすめポイント>

・音楽に没頭できるデュアルノイズキャンセリング搭載

・安心の外音取り込み機能搭載

・SONYの中では、価格が抑え目

音楽を楽しみながら周囲の音も聞く事ができる「アンビエントサウンド(外音取り込み)モード」と「ノイズキャンセリング」の切り替えもボタンひとつでOK。8台までの機器とペアリングできるマルチペアリングにも対応しています。低反撥ウレタンフォーム採用で、疲れにくく心地いい装着感が特徴です。

連続使用可能時間約35時間
フル充電までの時間
対応コーデックAAC, SBC
サイズ
重さ約223g

●SONY WH-1000XM4 (オーバーイヤー)

<おすすめポイント>

・ノイズキャンセリング、ハイレゾ対応

・人間工学に基づくこだわりの全体設計により、長時間の音楽リスニングも快適

・多数のスマート性能を追加し、より快適なリスニング環境を実現

音楽を聴いている最中でも、話したいときに声を発するだけで音楽再生を一時停止し、外音取り込みモードに切り替えることのできる新機能「スピーク・トゥ・チャット」機能を搭載しています。さらに、ユーザーの行動や場所に連動して、事前に登録した「ノイズキャンセリング/外音取り込み」が自動で設定されるなど、シーンに合わせた最適なリスニング環境を自動で実現するスマートな機能を多数搭載しています。

連続使用可能時間最大30時間(NC ON時)、最大38時間(NC OFF時)
フル充電までの時間約3時間
対応コーデックSBC, AAC, LDAC
サイズ
重さ約254g

●audio-technica ATH-SR50BT(オーバーイヤー)

<おすすめポイント>

・ノイズキャンセリング機能付き

・周りの音が聞こえるヒアスルー機能搭載

騒音を抑制する「ノイズリダクション機能」や環境音を音楽にミックスする「ヒアスルー機能」は使い勝手◎。密閉性に優れたイヤパッドと、交換やメンテナンスも簡単なロック式の新機構も注目ポイントです。スイーベル&折りたたみ機構で持ち運びも便利です。

連続使用可能時間約28時間
フル充電までの時間約5.5時間
対応コーデックQualcomm® aptX™ audio、AAC、SBC
サイズ
重さ約262g

●audio-technica ATH-M50xBT(オーバーイヤー)

<おすすめポイント>

・Amazon限定のガンメタリックグレーカラーモデル

・Bluetooth 5.0 対応

・1.2mのスマートフォン用マイク付きコード付属で有線接続で使用可能

解像度が高くモニターヘッドホンよりの性質を持つ製品です。ノイズリダクション機能は非対応ながら、大口径の45mmCCAWボイスコイルドライバーで情報量豊かな高解像度再生を実現します。イヤカップに内蔵されたマイクとコントロールボタンで着信通話、音楽の再生・一時停止などもスムーズに利用できます。

連続使用可能時間最大約40時間
フル充電までの時間約7時間
対応コーデックQualcomm® aptX™ audio、AAC、SBC
サイズ
重さ約310g

●Sennheiser HD 450BT(オーバーイヤー)

<おすすめポイント>

・ノイズキャンセリング対応

・Bluetooth5.0 & Class 1 採用により、映画やゲームプレイ時の音声遅延が少なくストレスフリー

ゼンハイザーの定評ある素直な効果のノイズキャンセリングは、声や楽器の質感を損なわない自然な音楽を再現してくれます。基本的な機能がほぼ全て揃って2万円強のため、有名メーカーのヘッドホンの中では手が出しやすい部類です。対応コーデックも幅広く、伝統のゼンハイザーサウンドを楽しみたい人におすすめです。

連続使用可能時間30時間
フル充電までの時間約2時間
対応コーデックSBC, AAC, AptX™, AptX™ Low Latency
サイズ
重さ約238g

まとめ

周囲に気兼ねなく音楽や動画、ゲームを楽しみたいシーンに欠かせないヘッドホン。最近はワイヤレスでも有線モデルと同レベルの高音質を再生できるモデルが販売されています。特に、通勤・通学時に使用する場合はノイズキャンセリング機能の有無をしっかりとチェックするしましょう。ぜひ、今回ご紹介したポイントなどを参考に、おすすめのメーカーのなかからお気に入りの1台を見つけてみてはいかがでしょうか。

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