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【iPhone】マナーモードのやり方!消えない音の消し方とは?

沿って mobilephones 09/01/2023 515 ビュー

サイレントモードとは?

「サイレントモード」とは、特定の音がiPhoneのスピーカーから出ない状態のことを指します。

特定の音というのは具体的にどういった音なのかについては、後ほど詳しくご紹介します。

サイレントモードのON/OFFの切り替えは、iPhone本体の左側面にあるサイレントスイッチで操作することができ、背面側に押すと設定がONになります。

設定がONになると、サイレントスイッチの部分がオレンジ色になるので一目で把握できます。

逆に、このモードの設定をOFFに切り替えるには、サイレントスイッチを正面側に押すだけでOKです。

外出時や仕事中など、大きな音が出るとマズイ場面では、iPhoneをマナーモードに設定しておくと良いでしょう。

おやすみモードとは?

「おやすみモード」とは、iPhoneがロックされている間の着信音や通知音などをミュートにしてくれる機能のことです。

コントロールセンターやiPhoneの設定でON/OFFを切り替えることができます。

iPhoneの設定からなら、おやすみモードを設定する時間帯を指定できたり、特定の人だけ着信を受けるよう設定したりすることも可能です。

就寝時に着信音や通知音などで起こされたくない時は、おやすみモードを設定しておくと良いですよ。

【iPhone】マナーモードで消える音・消えない音

マナーモードに設定すると全ての音が消えると思われがちですが、実はマナーモードに設定することで消える音もあれば、消えない音もあります。

iPhoneの音には種類がある

iPhoneのスピーカーから出る音には、以下のように種類が複数あります。

着信音(電話がかかってきた時に鳴る音)通知音(メールを受信した時やアプリの通知が届いた時に鳴る音)メディア音(音楽や動画、ゲームアプリなどの音)アラーム音カメラのシャッター音スクリーンショットの撮影音キーボードを打つ音やロック時の音

冒頭でも説明しましたが、マナーモードに設定したからといって全ての音が消えるわけではありません。

消えるのは一部の音だけで、このうちいくつかは消えない音もあります。

マナーモードで消える音と消えない音については次にステップでご紹介します。

マナーモードで消える音

上記の7種類の音のうち、iPhoneをマナーモードに設定することで消える音は以下の4つです。

着信音通知音スクリーンショットの撮影音キーボードを打つ音やロック時の音

マナーモードに設定すると上記の音が鳴らなくなり、着信や通知が来た時はバイブレーションだけが作動するようになります。

マナーモードで消えない音

上記の7種類の音のうち、iPhoneをマナーモードに設定しても消えない音は以下の3つです。

メディア音(音楽や動画、ゲームアプリなどの音)アラーム音カメラのシャッター音

これらの音は、マナーモードの設定に関係なく、iPhoneのスピーカーから音が出ています。

ですが、メディア音とアラーム音はボリュームボタンで音量を調整できるので、後でミュートにすることも可能です。

しかし、カメラのシャッター音だけは音量調整もできないので、ミュートにするのは不可能です。

ただし、これはiPhoneの標準カメラアプリに限った話で、App Storeで入手できるカメラアプリの中には、このーモードに設定することでシャッター音を消音にできるものもあります。

なので、シャッター音を鳴らさずに写真撮影したい人は、そういったカメラアプリを使うと良いでしょう。

イヤホンの有無で変わる場合も

外出先で音楽や動画を再生する時や、音が出るゲームアプリをプレイする時などは周りの迷惑にならないよう、iPhoneにイヤホンを接続する方がほとんどだと思います。

実は、イヤホンに接続しているかどうかで、音の出所が変わる場合もあります。

着信音や通知音、キーボードを打つ音やロック時の音、スクショの撮影音は、マナーモードに設定すればスピーカーからはサウンドが出ませんが、イヤホンに接続した場合はイヤホンからのみ出ます。

音楽や動画などのメディアの音声は、イヤホンに接続すればスピーカーからサウンドが出ることはありません。

ただし、アラーム音とシャッター音のように、イヤホンの接続に関係なくiPhoneのスピーカーから強制的に出るものもあります。

そのため、外出先ではマナーモードに設定した上でイヤホンに接続し、アラームを切っておけば突然音が出てビックリすることはまずないでしょう。

【iPhone】マナーモードの設定と解除方法

では、iPhoneをマナーモードに設定・解除する方法を詳しく見ていきましょう。

iPhone自体を消音モードにする

最初の方でも話しましたが、iPhoneを消音モードにするには、iPhoneの左側面にあるサイレントスイッチを背面側に押すだけでOKです。

消音モードを解除するには、サイレントスイッチを正面側に押して下さい。

そうすれば、着信音や通知音、キーボードを打つ音やロック時の音、スクショの撮影音はスピーカーから鳴らなくなります。

本体のボリュームボタンで調整

iPhoneを消音モードにしても、音楽や動画などのメディア音、アラーム音、カメラのシャッター音はスピーカーから鳴ってしまいます。

ですが、サイレントスイッチの下にあるボリュームボタンを操作すれば、カメラのシャッター音以外は音量の大きさを調整することができます。

上のボタンを押せば音量が大きく、下のボタンを押せば音量が小さくなります。

そのため、なるべく音量を小さく抑えたい場合は、下のボタンを押して音量を最小に設定して下さい。

なお、ボリュームボタンで音量を調整するには、以下の手順で設定を変更する必要があります。

iPhone 8以降の場合

「設定」を開いたら、「サウンド」または「サウンドと触覚」をタップ。「ボタンで変更」がオフ(灰色)になっていたら、右横のトグルスイッチをタップしてオン(緑色)に切り替える。

iPhone 7以前の場合「設定」を開いたら、「サウンド」または「サウンドと触覚」をタップします。

「ボタンで変更」がオフ(灰色)になっていたら、右横のトグルスイッチをタップしてオン(緑色)に切り替えましょう。

おやすみモードにする

iPhoneのおやすみモードをオンにして消音にするには、以下の手順で操作を行って下さい。

iPhone X以降の場合

画面の右上から下にスワイプして、コントロールセンターを開く。三日月マークのボタンをタップして、おやすみモードをオンにする。おやすみモードがオンになったら、画面の上をタップしてコントロールセンターを閉じる。

iPhone 8以前の場合

画面の下から下にスワイプして、コントロールセンターを開く。三日月マークのボタンをタップして、おやすみモードをオンにする。おやすみモードがオンになったら、画面の上をタップしてコントロールセンターを閉じる。

おやすみモードを解除するには、再び三日月マークのボタンをタップするだけでOKです。

また、iPhoneの「設定」でおやすみモードの切り替えを行うことも可能です。

以下の通り操作してみて下さい。

「設定」を開いたら、「おやすみモード」をタップします。

【iPhone】マナーモードのやり方!消えない音の消し方とは?

「おやすみモード」がオフ(灰色)になっていたら、右横のトグルスイッチをタップしてオン(緑色)に切り替えましょう。

この画面では、おやすみモードを有効にする時間を指定したり、ロック中のみ通知を知らせないようにしたりと設定を変更することもできます。

【iPhone】マナーモードで消えない音を消す方法

先ほども説明したように、iPhoneをマナーモードに設定しても消えない音がいくつかあります。

ですが、マナーモードに設定しなくてもミュートにする方法はあるので、音の種類別にその方法をご紹介していきます。

【メディア音】ボリュームボタンか音量バーで最小にする

マナーモードにしても音楽や動画を再生している時や、ゲームアプリ内の音声は鳴る仕様になっています。

ですが、再生中にボリュームボタンを操作するか、コントロールセンターの音量バーを動かせば、音量を最小に設定することができます。

iPhone X以降の場合

画面の右上から下にスワイプして、コントロールセンターを開く。メガホンマークの音量バーを下に動かす。

iPhone 8以前の場合

画面の下から下にスワイプして、コントロールセンターを開く。メガホンマークの音量バーを下に動かす。

【アラーム音】無音にするか設定自体を解除する

音楽や動画の再生音と同じように、アラーム音もボリュームボタンか音量バーを操作すれば無音に設定することができます。

それか、「時計」アプリを起動してアラームをオフにすれば、指定した時間にアラーム音が鳴らなくなります。

【シャッター音】シャッター音が出ないカメラアプリを使う

日本を含む一部の国で販売されているiPhoneは、盗撮防止を理由に強制的にシャッター音が鳴るように設計されています。

そのため、標準のメラアプリだと、マナーモードに設定した状態でもシャッター音を消音にすることができません。

しかも、メディア音やアラーム音とは違い、ボリュームボタンによる音量調整も不可能です。

しかし、App Storeには、マナーモードに設定すればシャッター音が消音になるカメラアプリが多数配信されています。

シャッター音を消したい場合は、そういったカメラアプリを使ってみてはいかがでしょうか?

主な消音カメラとして、LINE Cameraやシンプルカメラ高画質が挙げられます。

LINE Camera - 写真編集 & オシャレ加工

開発:LINE Corporation

掲載時の価格:無料

Ver:iOS 15.0.0

iPhoneアプリをApp Storeでダウンロード シンプルカメラ高画質

開発:KANAME OHARA

掲載時の価格:無料

Ver:iOS 3.9.5

【iPhone】マナーモードにならないときの解決方法

通常、サイレントスイッチを押せばマナーモードがオンになりますが、何らかの原因があってマナーモードにならないこともあります。

もし、iPhoneがマナーモードに設定できなくなった場合は、以下の4つの対処法を上から順に試してみて下さい。

iPhoneを再起動OSを最新版にアップデートiPhoneを初期化業者に修理を依頼する

では、以上の4つの対処法をそれぞれ詳しく見ていきましょう。

iPhoneを再起動

サイレントスイッチを背面側に押したのに、マナーモードにならない場合は、iPhoneが一時的な不具合を起こしている可能性があります。

物理的な故障が原因ではない一時的な不具合であれば、端末を再起動するだけで不具合が解消されるケースがほとんどです。

マナーモードにならない原因が分からない場合は、iPhoneの再起動を試してみて下さい。

なお、iPhoneの場合は機種によって再起動の方法が異なるので、機種別に紹介しておきます。

iPhone 11、Xの場合

端末の側面にあるいずれか片方の音量調節ボタンとサイドボタンを同時に長押しする。「スライドで電源オフ」と表示されたら、左から右へスライドさせて電源を切る。電源が切れたら、Appleのロゴが表示されるまでサイドボタンを長押しする。

引用:iPhone SE(第2世代)、8、7、6の場合

端末の側面にあるサイドボタンを長押しする。「スライドで電源オフ」と表示されたら、左から右へスライドさせて電源を切る。電源が切れたら、Appleのロゴが表示されるまでサイドボタンを長押しする。

引用:iPhone SE(第1世代)、5以前の場合

端末の上部にあるトップボタンを長押しする。「スライドで電源オフ」と表示されたら、左から右へスライドさせて電源を切る。電源が切れたら、Appleのロゴが表示されるまでトップボタンを長押しする。

引用:

これで、iPhoneを再起動することができます。

起動中のアプリを全て終了させる

iPhoneを再起動しても不具合が解消されない場合は、起動中のアプリを全て終了させてみましょう。

バックグランドで多数のアプリが動いているとメモリが不足してしまい、iPhoneの動作に支障をきたす場合があります。

アプリを終了させる時は、以下の手順で操作を行って下さい。

iPhone X以降の場合

下から上へ画面をスワイプして、途中で指を止めて離す。バックグラウンドで起動しているアプリが表示されるので、下から上へスワイプして全てのアプリを終了させる。

iPhone 8以前の場合

ホームボタンを2回連続で押す。バックグラウンドで起動しているアプリが表示されるので、下から上へスワイプして全てのアプリを終了させる。

OSを最新版にアップデート

現在のOSのバージョンにマナーモード関連の不具合が生じている場合、OSを最新版にアップデートすることで不具合が解消されるはずです。

最新版にアップデートする時の操作手順は以下の通りです。

操作手順

設定を開いたら、「一般」をタップ。「ソフトウェア・アップデート」をタップ。「ダウンロードしてインストール」をタップ。「インストール」を選択。

引用:

あとは、OSのアップデートが終わるまでしばらく待ちましょう。

iPhoneを初期化

再起動やアップデートを試しても解決しない場合は、iPhoneを工場出荷時の状態に初期化してみましょう。

初期化するとiPhoneのデータや設定が全て消えてしまうので、パソコンやオンラインストレージにデータを退避させ、iTunesやiCloudでバックアップを取ってから初期化して下さい。

以下の手順で操作をすれば、iPhoneを初期化できます。

「設定」を開いたら、「一般」をタップします。

「リセット」をタップしましょう。

「すべてのコンテンツと設定を消去」をタップして下さい。

バックアップを取っていない場合は「バックアップしてから消去」、既にバックアップを取っている場合は「今すぐ消去」を選択します。

そしたら、iPhoneの初期化が終わるまでしばらく待ちましょう。

業者に修理を依頼する

上記の対処法を試してもマナーモードにならない場合、サイレントスイッチが物理的に故障している可能性が高いです。

この場合、故障したサイレントスイッチの部品を交換しなければならないので、業者に修理を依頼することになります。

なお、iPhoneを修理してくれるところは、以下の5種類に分けられます。

App StoreApple正規サービスプロバイダ携帯キャリアの直営店総務省に届け出を出している登録修理業者総務省に届け出を出していない修理業者

このうち、「App Store」「Apple正規サービスプロバイダ」「携帯キャリアの直営店」の3つはApple公認の正規店なので、安心して修理を依頼することができます。

残りの2つはAppleが公認していない非正規店ですが、正規店と比べて修理費用が安い、修理が早く終わるといったメリットがあります。

ただ、その場合は「総務省に届け出を出している登録修理業者」の方に修理を依頼した方が良いでしょう。

【iPhone】Assistive Touch機能でマナーモードを設定

通常、マナーモードに設定する時はサイレントスイッチを操作しますが、実は「Assistive Touch」という機能を使えば、サイレントスイッチを操作せずにマナーモードに設定することが可能です。

サイレントスイッチが故障してしまった時のために、「Assistive Touch」の設定方法を覚えておきましょう。

Assistive Touchとは?

「Assistive Touch」とは、画面が反応しなかったり、ボタンが故障したりした場合でもiPhoneを操作できる機能のことです。

この設定をオンにしておけば、複雑な操作をショートカット化してワンタップで呼び出せたり、ホームボタンや電源ボタンを画面のタップで操作することが可能です。

サイレントスイッチが故障してマナーモードに設定できない時は、「Assistive Touch」の設定をオンにすることで、サイレントスイッチを使わずにマナーモードの切り替えが行えるようになりますよ。

なお、この機能を使うには、iOS 9以上にアップデートしておく必要があります。

Assistive Touchの設定方法

「Assistive Touch」の機能を使うには、以下の手順で操作を行って下さい。

「設定」を開いたら、「一般」をタップします。

「アクセシビリティ」をタップしましょう。

「Assistive Touch」をタップして下さい。

「Assistive Touch」の右横にあるトグルスイッチをタップして、設定をオン(緑色)に切り替えます。

「Assistive Touch」をオンにするとiPhoneの画面に〇のボタンが表示されるので、そのボタンをタップしましょう。

すると、「ホーム」「コントロールセンター」「デバイス」「通知」「カスタム」「Siri」のショートカットアイコンが表示されるので、「デバイス」をタップして下さい。

その中にある「消音」をタップすれば、サイレントスイッチを使わずにマナーモードの切り替えが行えます。

マナーモードの仕組みや設定方法を理解しておこう!

iPhoneの場合、マナーモードにすると着信音や通知音のように消える音もあれば、アラーム音やカメラのシャッター音のように消えない音もあります。

マナーモードに設定したのに、スピーカーから音が出てしまうのはそれが原因です。

なので、大きな音が出ると困る場面では、ボリュームボタンで音量を最小にするか、イヤホンを接続してスピーカーから音を出さないようにすると良いでしょう。

しかし、アラーム音とシャッター音は、イヤホンに接続していてもスピーカーから出てしまうので注意して下さいね。

この記事を参考に、iPhoneのマナーモード機能を上手に使ってみて下さい!

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