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最近人気の格安スマホですが、安いがゆえに動作の処理速度が遅いと感じていませんか?今回はそんな不安を解消するために、ASUSのZenFoneシリーズやHUAWEIの格安スマホが重くて遅いと感じたときのための対策やおすすめのアプリを紹介します。
格安スマホの処理速度が遅い時の対策
格安スマホが遅いと感じている方、もしくは価格の安さゆえに処理速度が不十分と考えている方向けに、今回はおすすめの対策方法を紹介していきます。
…まずはスマートフォン選びという根本的な部分から見ていきましょう。
スペックがミドルスペックのスマホを購入する
前提として、「格安スマホの中でも、スペック(性能)の高いものをあらかじめ購入する」という方法が一番簡単で効果的です。もちろんアプリでのメモリ削減や本体の設定によって改善できる部分はありますが、元々スマートフォンに積んでいるチップの性能が低ければ限界があるからです。
ただし機種自体の本体価格が高額になると格安スマホとしては本末転倒なので、筆者が利用した機種で「普段使いの動作にストレスが感じなかった機種」を少しピックアップしてみました。
最新の格安スマホの中から、おすすめ機種を複数紹介しています。
最新!格安スマホおすすめ40機種比較
HUAWEI GR5
出典:
2万円台~3万円弱の格安スマホだと最初が快適でも長期間つかっているうちにどこかしら処理速度にストレスを感じる部分が出てくるものですが、発売当時3万円弱という価格ながらスムーズな動作で快適に使えるSIMフリー機種がこの「HUAWEI GR5」。
8.15mmの薄型メタルボディに5.5インチのフルHDディスプレイを搭載しているのでYoutubeなどの動画視聴には十分で、CPUにはQualcomm製のSnapdragon 616を採用しており、ミドルレンジのプロセッサーながらオクタコアがパフォーマンスと省エネを両立した高コスパモデルです。
SNSメインのアプリがメインの利用ならストレスを感じることはまずありませんでした。RAMが2GBと少し物足りないですが、プリインしている端末マネージャーを使えば快適。
Moto X Play
出典:
「Moto X Play」はモトローラブランドのXシリーズ準ハイスペックモデル。「Android 6.0 Marshmallow」「普段使い以上の性能」の点でおすすめの機種です。先ほど紹介したHUAWEI GR5に搭載されていたSnapdragon 616の兄弟機種とも言える「Snapdragon 615」を採用。同様に動作は快適です。
背面カメラが約2100万画素、バッテリーも3630mAhでQuick Charge 2.0に対応。この2点は海外の実機レビューでも高評価で、フルHDディスプレイと合わせてガンガン使える機種。…ちなみに指紋認証は非搭載なのですが、こちらは動作に関係してこないので必要なしです。
アプリを見直す
上記では元々の性能の高くかつ安いスマートフォンを紹介しましたが、「すでに格安スマホを持っている」もしくは「もっと安い機種で使いたい」という方は、メモリの削減アプリなどを別途利用するのが効果的です。
メモリ解放系アプリの活用
格安スマホは内部メモリ(RAM)容量が少ないこともあるので、多くの処理を行っていると動作が遅くなる可能性があります。それを改善するのはメモリ解放・削除系のアプリ。
代表的なものだと「Clean Master」「Dr.Booster」など。これらは広告もありますが基本無料で利用可能で、ボタン1つでメモリの開放ができるほか、ゲームアプリのブースト機能なども便利です。
ライブ壁紙・特殊ウィジェットをやめる
ライブ壁紙やホーム画面に設定しているウィジェットは、メモリーを圧迫している可能性があります。他のサイトでは有効な手段として紹介されていますが、実際にライブ壁紙有り⇔無し、ウィジェット大量設置有り⇔なしでメモリ使用状況をモニタリングしてみたところ、ASUS ZenFoneシリーズとHUAWEIのSIMフリースマホで試したのですが、そこまで大きな違いは発見できませんでした。
機種によってはメモリを使用量を減らすことができるかもしれないので、試してみる価値はあるかもしれません。
…次にSIMフリースマホで人気の2大ブランド「ASUS」と「HUAWEI」のスマートフォンが遅いと感じた場合の対策を見てみましょう。
ASUSのZenFoneシリーズのスマホが遅い場合の対策
まずはASUSの人気シリーズ「ZenFone」で使える、処理速度対策のおすすめ方法を見ていきます。(機種によっては機能が搭載されていない可能性もあります。ご了承下さい。)
自動起動マネージャー
ZenFoneシリーズのプリセットアプリには「自動起動マネージャー」というものがあります。
こちらからアプリの自動起動をOFFにすることで、余計な処理を防ぎ、バッテリー駆動時間の延長が期待できるほか、自動通信が防げるので格安SIMの容量節約にも貢献できます。
省電力設定
こちらもプリインしているアプリ「省電力設定」。こちらを利用することでバッテリーを長持ちさせることは可能なのですが、その分CPUのパフォーマンスなどが犠牲になります。
電池が十分残っている状態であれば「パフォーマンス」の設定にしておき、CPUの性能をフルに使えるようにしておきましょう。筆者もこの省電力設定を活用していますが、パフォーマンス設定の際は体感レベルでスムーズに動作していることが確認できたので、こちらはぜひ活用してほしい機能です。
ASUS Mobile Manager
上記で紹介した全ての機能を1つのアプリから設定できるのが「ASUS Mobile Manager」。RAM使用量が一目で確認できるほか、モバイルデータ利用量の確認、上限設定などができます。
HUAWEIの格安スマホの処理速度改善
次にHuaweiの格安スマホが遅いと感じたときに使える対策方法を確認。
端末マネージャー
プリインアプリの「端末マネージャー」内の「端末アクセラレータ」を1タップすることでメモリ解放が可能です。
また設定を開くと「動作が遅い場合に通知」を利用可。こちらをONにしておくことで、CPUやRAMを自動でモニタリングして、遅くなっているときに通知してくれるようになります。
設定をパフォーマンス重視に
本体の設定画面から「省電力」の項目を開くと、ASUSの設定と同じように「パフォーマンス」の項目があります。
動画の視聴やゲームプレイ時にはこちらの設定にしておくと、より快適に動作するようになります。ぜひ活用してみましょう。
格安スマホが遅いときの対策・まとめ
価格が安いゆえに動作の速度が不安になりがちな格安スマホ。ASUSのZenFoneシリーズやHUAWEIなど、メジャーな格安スマホが重くて遅いときの対策方法を紹介しました。
今回紹介したような対策を知っておけば、なるべく安い機種を購入しつつ、快適に使えるようになります。ぜひ試してみましょう。
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