メインはダークテーマの登場?
日本時間5月8日2時から行なわれたGoogle I/Oにて、次期モバイル向けOSの「Android Q(βネーム)」の詳細が発表! こちらについて、さまざまな新機能の紹介があったので、まとめてみます。
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https://www.gizmodo.jp/2019/05/google-io-2019-realtime.html
ダークテーマの追加
まず最も気になるのが、「ダークテーマ」の追加でしょう! Android OSではすでにさまざまな純正アプリがダークモードを搭載していますが、これからはシステム全体をダークに染め上げることができます(トップ画像)。これは目に優しいだけでなく、有機ELディスプレイを搭載したスマートフォンならバッテリー消費も抑えられます。
折りたたみスマホにネイティブ対応
Android Qから折りたたみスマートフォンのUI(ユーザーインターフェイス)に、OSレベルで対応します。SamsungのGalxy Foldのように、イチから自社でインターフェースを設計する必要がなくなります。
5G対応
5G通信への対応も追加されています。2019年は公衆向け5Gがまさにスタートした年ですし、Android Qの対応も当然といっていいでしょう!
誘惑を断ち切る「Focus Mode」
つい起動してしまうアプリをONにするまで使えなくする「Focus Mode(フォーカスモード)」が登場。こちらはスマートフォンの使いすぎを抑制するべく昨年のAndroid Pieで投入された「Digital Wellbeing」と同じ流れで、さらにスマートフォンをユーザーから遠ざけてくれます。
プライバシーの強化
プライバシーへの取り組みも強調されています。たとえば現在地情報のシェアは、「常に許可する/アプリ使用中のみ許可する/拒否する」の選択が可能に。クリーピーなアプリによる追跡を防ぎます。さらに、保護者による子供のアプリの使用制限機能も追加されているんです。また、セキュリティアップデートは端末を再起動しなくても適応可能。いつでも、最新かつ安全な状態を保てます。
オフライン字幕の「Live Caption」
オフラインでの字幕表示機能「Live Caption」が追加されます。これは、ネットが繋がっていない状態でも、スマホのローカルで音声認識を行ない、動画に字幕をつける機能。たとえば、あらかじめダウンロードしておいた動画を機内で見るとき、字幕の表示ができるわけです。
「スマートリプライ」がサードパーティでも
これまで、Gmailなどにリリースしていた「スマートリプライ」機能がOSレベルで対応します。スマートリプライとは、相手のメッセージに対して、一言の「取り急ぎ」な返信を提案してくれる機能。Android Qでは、Gmailに限らず、他のメッセージングアプリでも、ワンタップで返信できるスマートリプライが使えるようになります。
さらに賢い「Suggested Actions」
またスマートリプライに紛れて、ときおりアプリのアイコンが表示されます。これは「Suggested Actions」という機能で、メッセージの文脈にもとづいて、ユーザーが使いたいアプリを表示してくれるわけ。たとえば住所が送られてきたら、Google マップのアプリが提案してくれる。
「Android Q」は秋に正式リリース
Android Qは、正式な名前を授かり、今秋にリリース予定。Beta版は、Google Pixel、ソニーやASUS、ファーウェイ、LGなど、日本でも購入できるおなじみのメーカーが対応します。今から楽しみですね!
Source: Google, Gizmodo US
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