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iPhone 13(仮称)を待つべきこれだけの理由

沿って mobilephones 17/02/2023 582 ビュー

安くなったiPhone 11と完ぺきな12。

どちらにしようかただでさえ迷うのに、来年出るであろうiPhone 13(仮称)は真のゲームチェンジャーになるという情報も出てきました。ちょっと見てみましょう。

理由① X55がX60搭載になる

iPhone 12は5Gが最大のセールスポイントですが、米国以外の国はミリ波非対応でサブ6のなんちゃって5Gなので物足りなく感じている人もいるのでは? 5Gが目当てで新型iPhoneを買うなら次期モデルが狙い目と言われています。

それまでには5Gの基盤も整うだろうし、Apple(アップル)がQualcommと90億ドル(約9295億円)で和解したときに交わしたライセンス契約では、iPhone 12シリーズ搭載Qualcomm第2世代5GモデムX55が第3世代の60Xに切り替わって発売になるタイミングがちょうど来年なんですね。

初代X50は10nm、X55は7nmなのに対し、X60は5nmプロセス採用で、X55より小型&薄型で、電力消費は15%ダウン、電力あたりの処理量は30%アップと、まあいいことずくめ。X55はミリ波とサブ6を同時に接続できませんが、X60は同時接続が可能なほか、世界で初めてFDD方式とTDD方式のキャリアアグリゲーションもできるし、さまざまなサブ6を組み合わせて大容量通信もできます。世界中の主な5G周波数帯すべてに対応しているので、もしかしたら日本にもミリ波の波がくるかもしれません。

理由② iPhone 12は11よりバッテリーが小さく駆動時間が短い

5G接続はバッテリーがみるみる減りますが、iPhone 12はバッテリーが11より小さくなっていて、5Gスマホのなかではやや異色。具体的な容量は公式サイトに記載されていないのですが、分解動画で確認すると無印と12 Proは2,815mAhで、前より大きいのはPro Maxの3,687mAhだけとなっています。「サイズがバッテリー容量を決める。はず。」と動物的勘でPro Max選んだ大野元編集長の読みは外れていなかったことに。

iPhone 13(仮称)を待つべきこれだけの理由

省電力化を極めたA14 Bionicチップが入っているのである程度はカバーできていますが、この容量差は埋めがたく、実働ではiPhone 11 Proより先に12のバッテリーが死ぬことも確認されています。MacRumorsのテストでは「12が電池切れになるとき11 Proは残量14%、12 Proが電池切れになるとき11 Proは残量18%」といった差。

来年X60が搭載されたら5Gモデムチップが小さくなるぶん、バッテリーにスペースが割けるし電力効率も上がることが予想されます。Samsung(サムスン)の廉価スマホGalaxy M11の後継は7,000mAhのバッテリービーストになるって噂ですけど、iPhoneもせめてその半分くらいはほしいところです。

理由③ インディスプレイのTouch ID(指紋認証)

iPhone 12は指紋認証が消えて、顔認証のアンロックだけなので、「コロナで顔認証とかありえない」とパスする人もいそう。設定の「Face IDとパスコード」から「もうひとつの容姿を設定」を選ぶと2つ目の顔としてマスク顔を登録できますが、ほかの人のマスク顔でもロック解除できそうでちょっと心配ですよね。

もし指紋のほうがいいなーと感じているなら、指紋認証できるiPhone SE第2世代なんかにするか、画面下部で指紋認証できるタイプのTouch IDが搭載になると噂の次期モデルを待ってみてもいいかも…。有没有搞措さんのツイートでもうすぐMESA(Touch ID開発コードネーム)が入りそうな気配(確証ではない)があることがわかっています。

理由④ ポートレスiPhone

Lightningケーブルがついに消えて、来年のiPhone 13 ProとPro Maxでは差込口がまったくない完全ポートレスなiPhoneが生まれるとあちこちで言われています。iPhone 12でワイヤレス充電MagSafeシステムが登場したのはその前段というわけですけど、どこまで本当かは「???」。

理由⑤ 1TB iPhone

こちらは著名リーカーのJohn Prossorさんの未確認情報ですね。iPhone 13ではストレージがいよいよ「1TBになる」と言ってますよ。1TBスマホはSamsungがもう実現しちゃってるので、まったくない話でもなさそう。

理由⑥ iPhone 12は自分で修理できない

これは13でますますエスカレートしそうな気もするんですが、iPhone 12は自分で修理できません。非正規な修理屋さんもダメ。ムリに修理すると、カメラが動かなくなったり、いろんな不具合が出るんですね。上の動画で、オーストラリアの修理専門ユーチューバーのHugh Jeffreysさんが同じモデルのiPhone 12を2台購入してマザーボードなど換装して実証してるんですけど(7:00~)、交換後は電源ボタンも反応しなくなってます。ケーブルを差すとONになるのだけど、今度は顔認識が死亡。バッテリーが正規品じゃないという警告が出て、カメラがフリーズして、フォーカスやズーム、パノラマができなくなってます。「本当に環境のこと考えているのなら修理可能にすべき」とHughさんはこぼしてますよ。

iPhone 12 Proのバッテリーをべりべり剥がす(5:45~)JerryRigEverythingの実証動画もどうぞ。

バッテリーのテープが全部ブッチーン。磁石をひっぺ返しながら「磁石はすべてリサイクル素材で、充電アダプタとヘッドフォンの同梱をやめて箱を小さくしたのもエコのためだって話だけど、スマホを新しく製造すると10年同じスマホを使うのと同じくらいエネルギーがかかる。iPhoneは世界で10億台以上使われているんだからそっちを修理しやすくするのが一番エコ」と解説していますよ。エコ意識で買うなら、それはちょっと違う…と。そういう視点も大事ですね。

Source: Forbes

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