電話の着信があったとき、メールを受信したとき、iPhoneは音や振動で知らせてくれます。しかし、それだけではありません。iPhoneには、背面のLEDライトを明滅させて注意喚起してくれる「LEDフラッシュ通知」という機能も用意されています。
このLEDフラッシュ通知は、iOS 13では『設定』→「アクセシビリティ」→「オーディオ/ビジュアル」の順に画面を開き、「LEDフラッシュ通知」スイッチをオンにすることで有効化されます(初期設定では無効)。音とバイブレーションにくわえ光で通知してくれれば、大切な電話やメールの見逃し防止になります。その明るさはかなりのもので、テレビや照明器具に反射した光で通知に気付くほどです。
ただし、LEDフラッシュ通知はいつでも機能するわけではありません。光るのはiPhoneがスリープ状態のとき、またはロック状態のときに限定されています。iPhoneを操作しているときに通知が届いても、LEDが光るとは限らないのです。
ロック画面での通知を不許可にしているときにも、LEDフラッシュは動作しません。たとえば、他のアプリはLEDフラッシュするのにTwitterだけが光らないという場合、『設定』→「通知」→「Twitter」の順に画面を開き、「通知を許可」スイッチがオンにされていることと、「ロック画面」にチェックが入っていることを確認します。
なお、LINEなど一部のアプリは「サウンド」スイッチをオフにしているとLEDフラッシュは動作しません。必ず光で通知を知りたいアプリは、「通知を許可」と「ロック画面」、「サウンド」の3カ所がチェックされていることを確認しておきましょう。