スマートフォンで音楽を聴く場合、少し前まではヘッドフォンや外部スピーカーに出力するという人が大半だったはず。それは片方からしか音が出ない『モノラルスピーカー』を搭載しているスマートフォンが殆どだったから。スピーカーホール2箇所あるのに、片方はダミーというのが多かったんですよね。
しかしスマートフォン市場は過渡期を迎え、何かしらの付加価値を付けなければ売れなくなりました。カメラ画質を高めたり、液晶ではなく有機ELを採用するといった試みが代表的。
気づけばスピーカーも『モノラル』から『ステレオ』へと進化。さらに一部の端末では『Dolby Atmos』による立体音響効果まで得られるように。最近は動画の視聴やゲームプレイにおいて、イヤフォン・スピーカーを使わなくなったという人が増えたのでは。
臨場感を重視するのであれば、Dolby Atmosに対応している端末を選べばそれである程度満足出来ると思います。しかしそこからさらに上を求めるのであれば『音響メーカー』がチューニングを行っているモデルを選ぶべき。
私がスマートフォンのスピーカーで『音が良いな』とはじめて感じたのはXiaomiのハイエンドモデル『Mi 11(日本未発売)』でした。Mi 11は世界的に有名なオーディオ機器メーカー『harman kardon』と音響システムを共同開発。それまで聴いた『ステレオスピーカーの音』とは明らかに質が違いました。
Xiaomiが日本市場に向けて初投入したハイエンドが『Xiaomi 11T』と『Xiaomi 11T Pro』。下位モデルとなるXiaomi 11TのスピーカーはDolby Atmosへの対応に留まるのに対し、最上位のXiaomi 11T Proは待ちに待ったharman kardon監修のスピーカーを搭載。
Xiaomi 11TとXiaomi 11T Proのスピーカー音を聴き比べれば、harman cardonがもたらしている影響力の大きさをとても分かりやすく体感出来ます。それぞれの音にメリハリがつき明瞭化。ボーカルや楽器音が激変します。
勿論物理的な限界はあるので、低音を重視したドンシャリ系の楽曲を聴くには適していません。ただし宇多田ヒカルやMisiaの曲はばっちりハマります。オーケストラの楽器音もとても綺麗。『原神』のBGMなどはベストマッチ。音量を上げて音割れしないのも特徴です。
スマートアンプを搭載し、出力を高めている『Zenfone 8』『Zenfone 8 Flip』の様なスマートフォンも存在しますが、Xiaomi 11T Proの場合はあくまで音のチューニングにこだわったスピーカー。
スマートフォンを選ぶ時にスピーカーが『ステレオじゃなければ嫌だ』という人。次は是非ワンランク上のharman cardon監修モデルXiaomi 11T Proをセレクトしてみては。『一歩進んだスマートフォンの音』を体感出来ますよ!
記事に書かれている内容
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Xiaomi 11T Proの主な仕様
Xiaomi 11T Pro | |
---|---|
Soc | Snapdragon 888(5nm) |
容量 | 8GB/128GB、8GB/256GB、12GB/256GB |
電池 | 5,000mAh(最大120W急速充電) |
重量 | 204g |
画面 | |
カメラ | メインカメラ 超広角カメラ マクロカメラ フロントカメラ |
FeliCa | 対応 |
センサー | 近接センサー、周囲光センサー、加速度計、ジャイロスコープ|、電子コンパス、リニアモーター、IRブラスター、バロメーター、色温度センサー |
オーディオ | デュアルスピーカー(Harman Kardon監修、Dolby Atmos対応) |
SIM | nano SIM×2スロット |
OS | MIUI 12.5、android 11 |
Xiaomi 11T Proにお勧めなSIM
OCN モバイル ONE、IIJmio、ahamo
ワイモバイル、LINEMO
BIGLOBEモバイル、UQモバイル
楽天モバイル
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