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Xiaomi 11T、11T ProのCPU・GPU性能を実測。国内シャオミ史上最強のブラザースマホ誕生!ゲームも余裕

沿って mobilephones 13/12/2022 599 ビュー

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Xiaomi(シャオミ)の最新スマートフォン『Xiaomi 11T』『Xiaomi 11T Pro』が11月5日に発売を開始しました。両モデルはどちらも1億800万画素の超高解像度撮影に対応するメインカメラを備え、ディスプレイには10億色以上を表示可能な有機ELを採用。

リフレッシュレート最大120Hz、タッチサンプリングレート最大480Hzはゲーミングスマートフォン並み。さらにガラスには堅牢な強化ガラスCorning®️ Gorilla®️ Glass Victus™を使用するなどハイエンドな共通点を持ちます。

ただし、FeliCaに対応し『おサイフケータイ』が使えたり、120Wの超急速充電に対応するのは上位モデルとなるXiaomi 11T Proのみ。スマートフォンの性能を決めるSocもXiaomi 11TがMediaTekの『Dimensity 1200-Ultra』、Xiaomi 11T ProはQualcommの『Snapdragon 888』と異なります。これらのSoc性能がどの程度違うかは、気になっている人が多いはず。

Xiaomiより

Xiaomiより

今回はXiaomi 11TとXiaomi 11T Proを『AnTuTu benchmark』『Geekbench5』『3DMark』といった代表的なアプリで実測比較し、性能差を検証していきたいと思います。

Xiaomi 11T(Dimensity 1200-Ultra)のAnTuTu benchmarkスコア

Xiaomi 11T Pro(Snapdragon 888)のAnTuTu benchmarkスコア

Xiaomi 11Tはトータルスコア『606139』。ミッドレンジからはワンランク上の数値です。Xiaomi 11T Proは『707141』。Snapdragon 888搭載モデルとしてはやや控えめの数値と言えますが、その分発熱を制御。最高のパフォーマンスを出し続けなくても動作はいたって快適。これがSnapdragon 888の正しい使い方の様な気がします。

両モデルのスコア差は10万程度。CPUのスコアは意外にもXiaomi 11Tの方が高いです。ただしGPUスコアはXiaomi 11T Proの方が10万程度上。両モデルの明確な違いはゲーム性能にあるという事ですね。こちらに関しては後ほど3DMarkで再検証。

DimensityはSnapdragon 888と同じく発熱しやすいイメージでしたが、AnTuTu benchmarkの結果を見る限りは問題無さそうですね。XiaomiのMIUI12.5ではファームウェア自体が軽くなっているので、その影響も少なからずあるでしょう。今後アップデートが予定されているMIUI13では更に軽量化が進むので、益々動作は快適になるかと。

Xiaomi 11T(Dimensity 1200-Ultra)のGeekbench5スコア

Xiaomi 11T Pro(Snapdragon 888)のGeekbench5スコア

続いてCPU性能をGeekbench5で再検証。単独で処理するシングルコアはXiaomi 11Tの方が『853』と高い数値。しかしマルチコアではXiaomi 11T Proが『3460』と上回っているので、総合的にはXiaomi 11T Proの方がバランス良く高いCPUパフォーマンスを保てる事になります。

Xiaomi 11Tの『2984』も十分高いハイエンドな数値なので動作のもたつきは皆無。日常的な使い方であれば、Xiaomi 11T Proとの差は殆ど感じないでしょう(私は分かりません)。MediaTekの最上位Socを初めて使用しましたが、予想を上回る快適さ。最近Dimensity搭載モデルが増えているのもこれなら納得。

Xiaomi 11T、11T ProのCPU・GPU性能を実測。国内シャオミ史上最強のブラザースマホ誕生!ゲームも余裕

Xiaomi 11T(Dimensity 1200-Ultra)の3DMark(Wild Life)スコア

Xiaomi 11T Pro(Snapdragon 888)の3DMark(Wild Life)スコア

最後はゲーム性能を知る上でもっとも有力な3DMarkの測定結果。AntutuBenchmarkでGPUスコアに差がついていたので、Snapdragon 888を搭載するXiaomi 11T Proの方が高いゲーム性能を持つのは測定前から明らか。

3DMarkでもOverall scoreの差が1,600程度。アベレージフレームレートも10FPS程度開きが出ています。これはXiaomi 11T Proの方が1秒間に10コマ分滑らかに表示出来る性能を持っている事を示します。

ただし、Xiaomi 11Tがゲームに適していないのかと言えばそうではありません。大人気レースゲーム『Asphalt 9』をプレイしてみたところ、私が所有する中ではSnapdragon 800シリーズ搭載モデル、iPhoneでしか設定する事が出来なかった『60FPS』を選択する事が可能。表示は滑らかかつレンダリングも素晴らしい。これはMediaTekのイメージを完全に覆しましたね。

ミッドレンジカテゴリーでは最高のGPU性能を持つMi 11 Lite 5Gは、ゲームプレイ時に不安定な動作が多く、ゲーム目的での購入はお勧め出来ません。Xiaomi 11TはそのMi 11 Lite 5Gより高いGPU性能を持ちつつ動作が安定。電池も5,000mAhに増量されているので、足りない部分が全て補われた感じです。

スピーカーはXiaomi 11T Proの様にHarman Kardonの監修を受けていませんが、Dolby Atmosをサポートしているので通常のスマートフォンスピーカーより響きが良く臨場感たっぷり。Snapdragon 888を搭載する最上位モデルXiaomi 11T Proが最高であるのは当たり前。しかしXiaomi 11Tも確実に価格以上のパフォーマンスを持つ事が今回の検証で分かりました。国内Xiaomi史上最高性能の2モデル。最強のブラザーが誕生しました!

記事に書かれている内容

Xiaomi 11Tの主な仕様

Xiaomi 11T
SocDimensity 1200 Ultra(6nm)
容量8GB/128GB、8GB/256GB
電池5,000mAh(最大67W急速充電)
重量203g
画面
カメラメインカメラ

超広角カメラ

マクロカメラ

フロントカメラ

NFC対応
センサー近接センサー、周囲光センサー、加速度計、ジャイロスコープ|、電子コンパス、リニアモーター、IRブラスター、バロメーター、色温度センサー
オーディオデュアルスピーカー(Dolby Atmos対応)
SIMnano SIM×2スロット
OSMIUI 12.5、android 11

Xiaomi 11T Proの主な仕様

Xiaomi 11T Pro
SocSnapdragon 888(5nm)
容量8GB/128GB、8GB/256GB、12GB/256GB
電池5,000mAh(最大120W急速充電)
重量204g
画面
カメラメインカメラ

超広角カメラ

マクロカメラ

フロントカメラ

NFC対応
センサー近接センサー、周囲光センサー、加速度計、ジャイロスコープ|、電子コンパス、リニアモーター、IRブラスター、バロメーター、色温度センサー
オーディオデュアルスピーカー(Harman Kardon監修、Dolby Atmos対応)
SIMnano SIM×2スロット
OSMIUI 12.5、android 11

Xiaomi 11T、Xiaomi 11T Proにお勧めなSIM

OCN モバイル ONE、IIJmio、ahamo

ワイモバイル、LINEMO

BIGLOBEモバイル、UQモバイル

楽天モバイル

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