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ニュース 駐米大使が語る“米中の戦略的競争”「岸田首相は外交の継続性を体現、心強い」ワシントンから見た舞台裏

沿って mobilephones 04/05/2022 926 ビュー

北米局長、駐イスラエル・韓国大使を経て21年~駐米大使

冨田浩司駐米大使がワシントンで「ポストコロナの世界での日米関係」と題した講演を行った。今年2月の着任以降、時を同じくして発足したバイデン政権との関係構築を着実に進めてきた冨田大使。「米中の戦略的競争」の渦中から、日米の未来を語った。

冨田浩司駐米大使がワシントンで「ポストコロナの世界での日米関係」と題した講演を行った。今年2月の着任以降、時を同じくして発足したバイデン政権との関係構築を着実に進めてきた冨田大使。世界の首脳で“ホワイトハウス一番乗り”を実現した4月の菅前首相訪米、先月行われた初のクアッド首脳会合など、急ピッチで「対中シフト」に舵を切るバイデン外交とも歩調を合わせ、その中枢とのパイプを築いている。「岸田首相は外交の継続性を体現していて、心強い」とする一方、「衆院選で勝利しても、非常に多くの課題を抱えることになる(very

■「岸田首相の外交経験、心強い」

「岸田首相は外交の継続性体現、心強い」と大使は語る

ここワシントンの大使として、私の役割は何でしょうか。衆院選を数日後に控えた今、私は政策の優先順位を語ることに制約を感じている。ただ幸い、ここでもライシャワー元駐日大使の「日本政治は基本的に連続している」という先見の明に頼ることができる。衆院選の結果がどのようなものであれ、米国との同盟関係が我々の外交の基礎となることに変わりはないと確信している。また、岸田首相は、外交・安全保障政策に長年携わってきた経験から、この継続性を体現していて、心強い限りだ。次の選挙で勝利すれば、パンデミックの克服という継続的な課題をはじめ、非常に多くの課題を抱えることになるだろう。しかし、国内での優先事項が、日米の強固な同盟関係に支えられた自由で開かれたインド太平洋地域の実現など、近年日本が目指してきた外交目標に対する岸田首相の関与を弱めることはないと考える。

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