OPPOの中でも根強い人気を誇る「OPPO Reno A」は、FeliCa及びNFCを搭載するスマートフォンです。
そして日本政府により発行されているマイナンバーカードを携帯電話端末で読み取るのにはNFCが求められるのですが、NFCを搭載しているはずのReno Aでは読み取りができない事象が生じています。
OPPOにも問い合わせが相次ぎ、ついにメーカーから対応予定は無いことが告げられました。
OPPO Reno A『マインバー対応は「不可能」』
OPPO Japanは12月24日に、OPPOブランドのスマートフォンで個人番号カード(マイナンバーカード)を読み取る方法を公開しました。
そのアナウンスに対し、OPPO Reno Aの利用者らからは、Reno Aでの読み取りについての問い合わせも複数寄せられているのですが、その場で対応することが不可能であること明言されており、OPPO Reno Aでは対応しようが無いことが確定しました。
理由は「ハードウェア」その内訳は
OPPO Reno Aがマイナンバーカードの読み取りに対応できない理由について、OPPO Japanは公式ツイッター上で「ハードウェアが対応しておらず」と返答しているのですが、NFCを搭載しているReno Aなのに何故対応していないか。
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まず同じNFCでも複数の種類に分類されNFC type A / B / Fの3つが存在しており、FはFeliCa(おサイフケータイ)に当た、このうちマイナンバーカードに読み取りにはNFCタイプ「B」が必要とされ、満たす必要のある要件としてデジタル庁のWebページにも記されています。
つまりは、これ以上についてはOPPOは公式には明言していないものの、OPPO Reno Aは少なくともBタイプには対応がなされていないものと思われます。
アップデート対応も望めない
スマートフォンにおいては、OPPOに限らず新機能などをソフトウェアアップデートを通じて追加や対応させるといった取り組みは珍しいものではありません。
ただOPPO Japanも言及していおるとおり、今回Reno Aで対応できないのはソフトウェア的な問題に起因しているものではなく、ハードウェアの問題。恐らくは前述したNFCタイプBに対応したNFCチップが搭載されていないであるからと思われます。
つまりは端末本体の物理的問題となり、OPPO Japanでも後追いの対応ができかねるといった所、これには打つ手は無いところ。
またこれはマイナンバーカードの読み取りに対応している機種へ買い換える他、選択肢がないことが事実上示されたことになります。
なおOPPO Reno Aの後継モデルである「OPPO Reno3 A」「OPPO Reno5 A」はいずれも、マイナンバーカードの読み取りに対応しています。
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リンク情報元 : Twitter(@OPPO Japan)