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ソニーがファイアースプライトを買収。旧リバプール / Psygnosis組が古巣で新作開発

沿って mobilephones 19/06/2022 780 ビュー

ソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE)が、英国リバプールを拠点とするゲーム開発スタジオ Firesprite (ファイアースプライト)の買収を発表しました。

ファイアースプライトは2012年創業。もともとソニー傘下でF1シリーズやWipEoutシリーズを送り出したスタジオリバプール(2012年閉鎖)で、さらに遡れば2001年の買収でソニー傘下となる前の Psygnosis (シグノシス)でゲーム開発に携わってきたベテラン5名が中心となって立ち上げたスタジオです。

ファイアースプライトが手掛けてきたのは、PS4の機能ショーケース的な『プレイルーム』とPS VRの『PLAYROOM VR』の開発サポートや、SFホラーの『パーシステンス』ほかVR対応・専用タイトルなど。

中心メンバーが以前所属していたソニーのスタジオリバプールは、フォーミュラ1シリーズ、反重力レース WipEout (ワイプアウト)シリーズなどで知られる開発スタジオ。ソニーに買収される前は、英国のゲーム開発産業黎明期から数々のタイトルを送り出してきた Psygnosis (シグノシス)でした。


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創業メンバーが所属していたからといって、ファイアースプライトすなわち旧スタジオリバプールではありませんが、ある意味ソニーはみずから閉鎖したスタジオリバプールの遺伝子を改めて取り込んだともいえます。

SIE社長ジム・ライアン、傘下の開発スタジオを統括するPlayStation Studios責任者ハーマン・ハルスト(元ゲリラゲームズ、KILLZONEとかの人)、そしてファイアースプライトのマネージングディレクター グレアム・アンカースによるこめんとはこちら。

ファイアースプライトはこれまで他のPSスタジオのサポートや、ある意味プラットフォームのサポート的なVRタイトルを多く手掛けてきましたが、買収後は独自の新作を開発する見込み。いまの時代にただ解像度とフレームレートを上げたワイプアウトが出てくるとは思えませんが、PS5用の次世代VRシステムも含めて、スタジオリバプールの系譜を継いだ高度な技術と新しい発想で作られた新作に期待したいところです。

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