iPhone Xユーザーの多くがこの問題を感じているはず…。
iOS 12パブリックベータ版を試した米GizmodoのAndrew Couts。iPhone Xでスクリーンショットが誤って撮れてしまう問題が完全に解消されていなかったのが残念だったと書いています。
わかりみが深すぎる。
iOS 12のパブリックベータ版が公開されています。私は、iPhone Xで誤ってスクリーンショットを撮ってしまう現象が期待通りに修正されているかどうか気になって気になって仕方ありませんでした。
使ってみると、スリープ時はスクリーンショットが撮れないようになっていました。でも、これだと誤スクリーンショット問題は完全に解決しないのです。
iPhone Xではスクリーンショットが異常に撮りやすいです。スクリーンショットを撮るには、右サイドの電源ボタンと音量アップボタンを同時押しするのですが、iPhone Xをふつうに持つと、親指と人差し指が当たり前のようにこのふたつのボタンに触れてしまうのです。
8カ月近くiPhone Xを使っていますが、ちょっと強く握ればパシャリです。朝にアラームをオフにしようとしてiPhone Xを手に取ればパシャリ、待機状態にしようと電源ボタンを押そうとしてパシャリ。これらを防ぐ機能はiOS 12パブリックベータ版にはないようです。
スクリーンショットを誤って撮ってしまったら、少しの手間をかけて削除するか、無意味なスクショでストレージを埋めたまま生きていくかです(私のスクリーンショットフォルダには120枚以上、誤って撮られたスクショが入っていて、ストレージの肥やしになっています)。
スクリーンショット撮影をオン/オフできる機能ってつけられないんでしょうか。コントロールセンターに足せばいいだけだと思うんです。私の知らない何らかの理由でそれが難しいなら、ジェスチャーを追加すればいいのではないかと。でも、iOS 12パブリックベータ版に施されていた対策はそんな根本的なものではありませんでした。
そうです、これはパブリックベータ版の話です。Appleはどこかでもっといい修正をしてくれるでしょう。でも今のところはiPhone Xを使うのはつらいまま。私が今まで使った中で最高のスマホなのに…。
Photo: ギズモード・ジャパン, かみやまたくみ
Andrew Couts - Gizmodo US[原文](かみやまたくみ)