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マイクロソフトの新スマホ「Surface Duo 2」実機レビュー…独特のサイズの2画面、完成度は? 価格18万円台見込み

沿って mobilephones 22/05/2022 923 ビュー

Surface Duo 2。マイクロソフトの2画面スマホとしては、日本市場には初投入となる。

マイクロソフトの2画面スマートフォン「Surface Duo 2」の実機レビューをお届けする。【全画像をみる】マイクロソフトの新スマホ「Surface Duo 2」実機レビュー…独特のサイズの2画面、完成度は? 価格18万円台見込みSurface Duo 2は2021年秋に発表され、アメリカなどでは発売済み。日本では2022年1月11日から発売になる。ストレージ容量と価格(すべて税込)は以下の通り。128GB版……18万4580円256GB版……19万6680円512GB版(直販サイト限定)……22万880円サムスンなどから「Galaxy Z Fold3 5G」などの、2つ折り式のディスプレイを使ったスマートフォンが登場しているが、実際には「Surface Duo 2」とは似て非なる部分がある。Surface Duoシリーズは、海外でのレビュー記事などの評判があまり良くないようだ。だが、今回しっかりと実機をテストしてみると、非常に良い印象を受けた。どういう点が快適だったか、Galaxy Z Fold3 5Gと比較しながらチェックしていこう。

マイクロソフトの新スマホ「Surface Duo 2」実機レビュー…独特のサイズの2画面、完成度は? 価格18万円台見込み

2つのディスプレイをヒンジで接続

折り畳みスマホとして先行するサムスンの「Galaxy Z Fold3 5G」は、大きな1枚の画面を折り畳んで使うスマホだ。一方、Surface Duo 2は「折り畳みスマホ」ではない。「2画面」スマホだ。1つの大きな画面として使う場合、折り畳みスマホとは違い、中央に「つなぎ目」がでる。その代わり、本体は開いた場合で5.5mm、閉じた場合でも11mmと、かなり薄い。片方の画面だけを表に出して使うこともできるし、動画を見るために「テント状」に立てて使うこともできる。この辺は、前掲の動画を見ていただくのが近道かとも思う。色々な形で使える汎用性の高さがSurface Duo 2の特徴だ。もちろん欠点もある。Galaxy Z Fold3 5Gには、閉じたまま使う細長いディスプレイがある。開いて使う正方形に近いディスプレイ(縦横比が22.5:18、解像度は2208×1768ドット)に加え、折りたたみ時には縦横比で24.5:9、解像度は2268×832ドットという、2つのディスプレイを表裏に搭載しているわけだ。そのため、電話がかかってきたりメールが届いたりしても、本体を開かずサッと使える。一方、Surface Duo 2は外側にはディスプレイがない。縦横比13:9、1344×1892ドットのディスプレイが2つ、ヒンジでつながった形だ。だから電話に出る時はまず、画面を開く必要がある。要はフィーチャーフォン時代と同じように「開いて電話に出る」のだ。この点を面倒と思う人はいるだろう。なお、ヒンジ部には充電状態や電話の着信を知らせる「Glance Bar」という仕組みがある。これは独立したディスプレイではなく、画面の端がヒンジを通して「ちょっと見える」のを活かしたもの。コストを上げずにうまく工夫したものだな、と感心する。

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