2月25日、Netflixは、アニメ作品の拡充に関する施策を発表した。その内容は、6名のアーティストと直接契約によるパートナーシップを締結し、そこからオリジナルアニメ作品を作っていく、というものだ。アーティストとして参加するのは、CLAMP、樹林伸氏、太田垣康男氏、乙一氏、冲方丁氏、ヤマザキマリ氏。発表会に基づく内容については、すでに本誌でも紹介している。
Netflixが直接契約を発表した6名のアーティスト。CLAMP、樹林伸氏、太田垣康男氏、乙一氏、冲方丁氏、ヤマザキマリ氏・Netflix、CLAMPや乙一、冲方丁らクリエイター6人と提携。日本発アニメ強化
2月25日には、東京のNetflixオフィスにて記者説明会も開催されたでは、この施策は、Netflix自身やアニメ業界にとって、どういう意味を持つのだろうか?その点は、関係者に直接聞くのが一番だ。
Netflix・アニメ チーフプロデューサーの櫻井大樹氏と、パートナーシップを締結したアーティストである、樹林伸氏およびCLAMPの大川七瀬氏に単独インタビューした。
そこから、今回の施策の位置付けと、アニメ業界にとってのインパクトを探ってみよう。