本稿はKDDIが運営するサイト「MUGENLABO Magazine」に掲載された記事からの転載
RevComm は、同社の音声解析 AI 電話「MiiTel(ミーテル)」が東京都福祉保健局に採用され、新型コロナウイルス感染症の陽性患者に対して行う電話業務に活用されると発表した。患者との通話内容を AI で音声解析し、テキスト化・要約を行う MiiTel の提供により、2021年11月下旬から東京都内の一部の保健所で電話業務の効率化、迅速な患者の療養を支援する。
MiiTel は、電話業務における会話の内容を自動録音・文字起こしにより可視化、AIにより解析し、高精度のフィードバックを行うことで業務の効率化を実現する音声解析 AI 電話サービスです。インターネット電話のため、固定電話は必要なく、工事・メンテナンスも不要で、即時導入可能な点も特徴。
MUGENLABO Magazine の取材に対し、東京都は次のように回答を寄せた。
また、RevComm は、次のようにコメントしている。
RevComm は2017年7月、三菱商事で複数の海外事業に従事した會田武史氏(現・代表取締役)により創業。2018年に Miitel をローンチし、今年10月には導入社数が累計1,000社を超えたことを明らかにしている。
これまでに、Google for Startups Accelerator に採択、B-Dash Camp 2019 Spring in 札幌、TechCrunch Tokyo 2019 で優勝。Forbes JAPAN「日本の起業家ランキング 2021」、週刊東洋経済「すごいベンチャー100」にも選出された。2020年10月、シリーズA資金調達のセカンドクロージング7憶円で完了した。
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