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Xiaomi Redmi Note 9Sレビュー。見た目、処理能力、画面、カメラ画質、電池もち、充電速度、音、機能、回線

沿って mobilephones 05/03/2023 590 ビュー

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記事に書かれている内容

  • 2 Xiaomi Redmi Note 9Sの処理能力について
  • 3 Xiaomi Redmi Note 9Sのディスプレイについて
  • 4 Xiaomi Redmi Note 9Sのカメラ画質について
  • 5 Xiaomi Redmi Note 9Sの電池持ちについて
  • 6 Xiaomi Redmi Note 9Sの音質について
  • 7 Xiaomi Redmi Note 9Sの便利機能
  • 8 Xiaomi Redmi Note 9Sが対応している周波数帯
  • 9 Xiaomi Redmi Note 9Sに関する記事
  • 10 Xiaomi Redmi Note 9Sのセール情報
  • 11 Xiaomi Redmi Note 9Sのカスタマイズに関する記事
  • Xiaomi Redmi Note 9Sの外観デザインについて

    『Redmi Note 9S』は6.67インチの巨大なディスプレイを搭載しています。縦長比率を採用しているので片手で持てる程度の横幅ですが、6インチ程度のスマートフォンと比較するとやや広め。

    『Redmi Note 9S』の背面は持ち安さを考慮して緩やかな立体設計に。立体設計は持ち安さを向上させるだけでなく、ガラス素材の質感を高める効果も。さらに丁寧なコーティングを施す事で、同じ価格帯のスマートフォンを遥かに凌ぐ圧倒的な存在感、高級感を演出しています。

    スマートフォンの背面で最も目立つのは『カメラ』です。『Redmi Note 9S』のカメラは4つのレンズを左右対象に配置したシンメトリーデザインを採用。フラッシュやシルクプリントの位置もしっかりと計算されており、全体的にバランスのとれた仕上がりに。『高効率』『高性能』な『Redmi Note 9S』を象徴するのにピッタリです。

    Xiaomi Redmi Note 9Sの処理能力について

    スマートフォンの性能を決めるのは、脳の役割を果たしあらゆる処理の指示系統となる『CPU』、そしてグラフィックの高速処理をメインで行う『GPU』を集積した『Soc』です。『Redmi Note 9S』の搭載しているSocは『Snapdragon 720G』。Snapdragon 720Gは、730Gの後発モデルとなるので、モデル名的には下位モデルとして見られがちですが、性能では730Gより上。スマートフォンの処理能力を測定するAntutu、AI性能を算出するAItutuにおいてどちらも『Snapdragon 730G』を上回るスコアを記録。AI性能に関しては1.6倍以上と圧倒的です。

    日本市場で販売されている一般的なミッドレンジモデルは『Snapdragon 665』を搭載。Antutuのベンチマークスコアは17万~18万程度。『Snapdragon 720G』を搭載する『Redmi Note 9S』とは処理能力に大きな開きがあります。

    OPPO Reno3 A Antutuベンチマーク 【通常販売価格】39,800円(税込)

    Xperia 10 II Antutuベンチマーク 【通常販売価格】43,200円(税込)

    Qualcommが2018年に発表したゲーム対応強化ブランド『Snapdragon Elite Gaming』。フラッグシップモデル用の最新Socに加え、ミッドレンジを超えたハイミッドレンジカテゴリーの『Snapdragon 720G』も『Snapdragon Elite Gaming』に加えられています。

    では、Snapdragon Elite Gamingとは一体どんなものなのでしょうか。メインとなるのは『グラフィック処理時に20%消費電力削減』『GPUパフォーマンスを最大20%向上』『AI性能を約2倍に強化』『CPU性能が最大45%アップ』『起動時の読込時間を最大10%減少』『オーディオ品質の最適化』といった様々な性能アップ。

    そして、新たに追加されたのがGPUドライバ単体でのアップグレード機能。GPUドライバの更新はこれまでパソコン用に行われてきたもの。しかしモバイルのゲーム環境も年々進化のスピードが上がり、リアルタイムでGPUを最適化する必要が出てきました。アップグレード機能が搭載されたSocであれば、最新の環境に適した状態でゲームが遊べるという事ですね。

    実際に『Redmi Note 9S』でゲームをプレイすると、大画面も含めその快適さには驚かされます。これまで同価格帯でここまでゲームに適したスマートフォンは発売されていませんでした。超ハイコスパモデルとして新境地を切り開いたといえるでしょう。

    Xiaomi Redmi Note 9Sレビュー。見た目、処理能力、画面、カメラ画質、電池もち、充電速度、音、機能、回線

    Xiaomi Redmi Note 9Sのディスプレイについて

    iPhoneで最も大きいディスプレイを持つのが、13万円程度~と高額なiPhone 12 Pro Maxで、画面サイズは6.7インチ。『Redmi Note 9S』はiPhone 12 Pro Maxの画面サイズと同等の6.67インチ。ノッチではなくパンチホール式フロントカメラを採用しているので、画面占有率では上回ります。

    画面が大きいと、沢山の情報を一度に見やすく表示する事が可能です。分割表示が使いやすくなったり、ゲームプレイや動画観賞時の臨場感が高まるなどメリットばかり。仕事、エンターテイメントに大活躍してくれます。一度『Redmi Note 9S』の様な大画面モデルを利用すると、小さい画面には戻れないのでご注意を。

    『Redmi Note 9S』のディスプレイは『HDR10』の表示に準拠しています。HDRは『ハイダイナミックレンジ』の略で、通常画質(SDR)と比較して光の明暗差を『4倍』の快調で表現。白飛びや黒つぶれが減り、滑らかで臨場感あふれる描写を実現します。

    オンラインストリーミングサービスでは『YouTube』『Netflix』『Amazonプライム・ビデオ』などがHDRコンテンツを提供。『YouTube』では美しい夜景や大自然の撮影映像が無料で楽しめるので、HDRコンテンツを手軽に楽しむには特にお勧めです。

    Xiaomi Redmi Note 9Sのカメラ画質について

    『Redmi Note 9S』のカメラは『4,800万画素のメインカメラ(F値1.79/水平79度)』『800万画素の超広角カメラ(F値2.2/水平119度)』『500万画素のマクロカメラ(F値2.4/2cm~10cm)』『200万画素の深度測定カメラ(F値2.4)』といった4眼構成。『夜景モード』も備え、あらゆるシーンの撮影に対応します。

    撮れるシーンが幅広いというだけでもかなりのメリットですが、Xiaomiは世界トップクラスのスマートフォンカメラ開発技術を持つ屈指のメーカー。『Redmi Note 9S』のカメラにも高いAIアルゴリズム技術が採用されているので、『誰でも簡単にあらゆるシーンを高画質に撮れる』というのが一番の特長です。

    Xiaomi Redmi Note 9Sのマクロカメラで撮影

    Xiaomi Redmi Note 9Sのメインカメラで撮影

    Xiaomi Redmi Note 9Sのメインカメラで撮影

    Xiaomi Redmi Note 9Sの夜景モードで撮影

    Xiaomi Redmi Note 9Sの夜景モードで撮影

    Xiaomi Redmi Note 9Sのムービーフレームで撮影

    Xiaomi Redmi Note 9Sのムービーフレーム(ポートレートモード)で撮影

    Xiaomi Redmi Note 9Sのムービーフレーム(ポートレートモード)で撮影

    『Redmi Note 9S』のカメラは『プロモード』というマニュアル設定機能を備えます。『F値』『露出』『ISO』『倍率』などを手動で細かく調整可能。ズームアップ、ズームアウトのスピードをコントロールする機能がついていたり、焦点距離を手前から後ろにずらす事も出来るので、まるで短編映画のような映像に仕上がります。動画を撮影した事が無い人でもあまりに楽しくてハマる事間違いなし。

    Xiaomi Redmi Note 9Sの電池持ちについて

    『Redmi Note 9S』と同等の『6.7インチ』サイズのディスプレイを備えるiPhone 12 Pro Maxは重量が『226g』。『6.67インチ』の『Redmi Note 9S』は『211.16g』なので比較して15g程度軽いです。ちなみに電池の容量は『5,020mAh』。

    連続駆動時間の長さは『Soc性能』と『電池容量』で決まります。『Redmi Note 9S』の場合は『Snapdragon 720G』の電力効率がとても高いので、電池もちの良さは抜群。様々な操作を自動的に行い、電池が100%から20%まで減る時間を計測してくれる『battery life』による検証結果は『25時間31分』。これは私が所有するスマートフォンの中で最も長い駆動時間。『スタミナスマホ』という域を超えています。長目の外出でもモバイルバッテリーは不要です。

    5,020mAhという電池容量は、充電スピードが遅いと中々フル充電にならずストレスを感じる事に。しかし『Redmi Note 9S』であれば安心です。『Ampere』のアプリで充電速度を計測すると、最大速度『3,090mAh』という素晴らしい結果が。競合する他社のミッドレンジモデルと比較すると『Redmi Note 9S』の持つ充電スピードの早さが明確に。これなら朝電池が切れていたとしても、出かける準備をしている間に実用的な駆動時間を確保出来ます。

    Redmi Note 9Sの充電速度をAmpereで計測した結果

    AQUOS sense4の充電速度をAmpereで計測した結果

    OPPO Reno Aの充電速度をAmpereで計測した結果

    OPPO A73の充電速度をAmpereで計測した結果

    Xiaomi Redmi Note 9Sの音質について

    『Redmi Note 9S』にはイヤフォン/ヘッドフォンに合わせて音を最適化する『Mi サウンドエンハンサー』という機能が搭載されています。20種類近く用意されたモデルの中から自分に合った音質を選択する事が可能です。さらに細かく音域を調整出来る『イコライザー』も備えるので、必ず好きな音が見つかるはず。

    『Redmi Note 9S』はハイレゾ音源の再生に対応しています。さらにUSB Type-Cポートからの音声出力も可能なので、イヤフォンジャックからの音質に物足りなさを感じたら『USB DAC』で拡張する事も。千円台の安価なものでもかなり音が変わるので、本格的にハイレゾ音源を楽しみたい人にはお勧めなカスタマイズ方法です。

    Xiaomi Redmi Note 9Sの便利機能

    『セキュリティ』アプリか『設定』の『特別な機能』から選択出来る『ゲームターボ』。ONにすると『パフォーマンスモード』が表示され、そこから『Wi-Fiの最適化』と『タッチ感度の向上』を指定できます。さらに発熱を抑える『パフォーマンスの最適化』や、『フルスクリーンジェスチャーOFF』『明るさ自動調整OFF』といった指定したゲームプレイ時のみの特別設定も可能。かなり便利なのでゲームで遊ぶ前に必ず設定しましょう。

    『設定』の中にある『アプリ』から選択可能な『デュアルアプリ』。対応するアプリを複製し、複数のアカウントでログイン出来るようにしてくれます。『Instagram』『Facebook』『Twitter』といったSNSに加え、『LINE』『Rakuten Link』といった連絡系アプリにも対応。うまく使いこなせば『2台持ち』が不要になります。

    『設定』の中にある『特別な機能』から設定可能な『セカンド・スペース』。パソコンで言えば『ユーザー切り替え機能』の様なもの。保存しているデータや設定が完全に分離されます。スペース間の切り替えはホーム画面に用意されるショートカットアイコンを選択するだけ。仕事とプライベートで使い分けるのに最適です。

    アプリケーションから直接指定するか、上部の『コントロールセンター』から選択可能な『フローティングウィンドウ』。対応するアプリケーションを最前面にサムネイル表示する事が出来る機能です。サムネイルはサイズ変更や移動させる事も。背面アプリの操作が出来るので、YouTubeを観ながらネットショッピングといった使い方も可能です。

    『Redmi Note 9S』の指紋認証は側面に備えられた電源ボタン一体型。スマートフォンを手で持った時に触れやすい位置にあるので、意識せずとも自然とロックが解除されます。マスクの着用がマナーとなった昨今。『家では顔認証』『外出先では指紋認証』といった効率的なロック解除が『Redmi Note 9S』では可能です。

    Xiaomi Redmi Note 9Sが対応している周波数帯

    『Redmi Note 9S』は物理SIM(nano)2枚とMicro SDカード1枚を同時利用可能なトリプルスロット。同時待ち受け(DSDV)対応。

    Band1 / Band2 /Band3 / Band4 /Band5 /Band7 / Band8 / Band18 / Band19 / Band20 / Band26 / Band28

    主要となる周波数に対応

    Band1(◎)、Band3(◎)、Band19(◎)

    主要となる周波数に対応

    Band1(◎)、Band3(◎)、Band8(◎)

    主要となる周波数に対応

    Band1(◎)、Band3(◎)、Band18(◎)、Band41(◎)

    主要となる周波数に対応

    Band3(◎)、Band18(パートナー回線)(◎)

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